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商品ラインナップ【お刺身サーモン】

【三陸・宮古 港の百貨店】の商品ラインナップ紹介第2弾は、サーモンランド宮古にふさわしい「お刺身サーモン」です。

お刺身やお寿司のネタでサーモンが一番好きという方も多いのではないでしょうか。

お刺身サーモンにも、「三陸いかそうめん」に引き続き、なかなか面白いストーリーがあります。

ここでは、お刺身サーモンの魅力についてご紹介していきます。


【お刺身サーモン】の基本情報

商品名:お刺身サーモン

内容量 :100g

原材料:トラウトサーモン(岩手県宮古市/養殖)

製造者:共和水産株式会社


2020年度から宮古市と宮古漁協がサーモンの海面養殖に挑戦し始めました。

その宮古市の海面養殖で水揚げされるサーモンを、「宮古トラウトサーモン」といい、そのサーモンからラインナップされるお刺身サーモンは製造されています。

昨今のコロナウイルスの蔓延により、宮古市に訪れて食べることができない方も多くいると思います。

こんな状況でも、こんな状況だからこそ、サーモンランド宮古市の新たなる「おいしい」を、ぜひご家庭の食卓に届けたいという思いから、【三陸・宮古 港の百貨店】にラインナップされることが決まりました。

脂ノリがよくすっきりとした味わいかつ、サーモン独特の養殖臭がないのも「宮古トラウトサーモン」の強みで、お刺身にカルパッチョに、特別な日にふさわしい彩りの演出に最適です。


お刺身サーモン

【お刺身サーモン】へのこだわり

<宮古トラウトサーモンおいしさの秘訣>

宮古トラウトサーモンは、海面養殖用の生簀から漁獲した際に、その場で活〆をされてから魚市場に上場されるので、よりおいしい状態で取引されています。

これは余談になりますが、魚を〆るまでの時間が経てば経つほど、魚が暴れることによって、疲労が溜まったりおいしさの素である成分を使ってしまって、味の劣化が起こると言われています。

それなので、漁獲後すぐに活〆をされている宮古トラウトサーモンは、とっても美味しい、一番美味しい状態と言っても過言ではないコンディションで魚市場に並ぶのです。


<丁寧な製造作業>

この【お刺身サーモン】は、全て手作業により、1本1本の骨の除去、スライス、リキッドフリーザーで凍結が行われています。

また、共和水産のHACCP認定工場で製造されているため、安心・安全が保証されているのも購入者にとって嬉しいポイントなのではないでしょうか。


お刺身サーモン(カルパッチョ)

「宮古トラウトサーモン」養殖の背景

現在は、全国各地でサーモン戦争が巻き起こっていると言われています。

そんな中でも、宮古市の養殖サーモンには、素敵な魅力やストーリーが詰まっています。


元々、宮古市は養殖ではない自然資源である秋鮭の水揚量が本州一であることから、「サーモンランド」と唱っていました。

その中で、トラウトサーモンの養殖が始まるというのは、サーモンランドとして宮古がさらに成長していくために必要なことであるのです。

なぜかというと、秋から冬にかけて水揚げされる、秋鮭は生食には向かないので和食に合うイメージですが、春と夏に水揚げされるトラウトサーモンはお刺身で食べることができるので洋食にも最適です。

そう考えたときに、水揚げの季節も最適な食べ方も異なる、2種類の宮古の鮭が存在するということは、サーモンランドである宮古市のとても大きな強みや魅力になります。


また、秋鮭の水揚げ量が右肩下がりであるのも事実であり、高騰する秋鮭の値段も伴って、多くの加工会社が打撃を受けて、回らなくなってしまった工場もあったようです。

しかし、宮古トラウトサーモンが養殖されていった場合、そういった工場はまた自分たちの設備を使って鮭の加工品を生産できるようになるため、再生の希望がこのサーモン養殖によってもたらされます。


また、この宮古トラウトサーモンの稚魚の養殖は、岩手県の内陸で行われています。

今まで、岩手でサーモンの養殖がされていなかったので、その稚魚たちは県外に出荷され、最終的に出荷先の県の養殖サーモンとなっていました。

しかし、宮古市でサーモン養殖が始まったことにより、岩手県の内陸で育てられたサーモンの稚魚が岩手県の沿岸で最後成魚に育てられるわけですから、全ての養殖工程が岩手で完結されるわけです。

サーモン養殖の「オール岩手化」。

岩手県民の新たなる誇りの一歩に繋がるのではないでしょうか。

さらに、宮古市の水産会社、共和水産の代表取締役専務のイカ王子が岩手内陸にある養殖場を訪ねに行った時、サーモン稚魚を養殖されている方が

「自分たちの育てたサーモンの稚魚が、同じ岩手でサーモンとして水揚げされるなんて、こんなに嬉しいことはない」

とコメントされたそうです。

とても心の奥が熱くなりますよね。

それだけ、宮古のトラウトサーモンは、宮古市だけでなく、岩手県に新たな光を差し込むものであるのです。


養殖の背景から、「宮古トラウトサーモン」は「サーモンランド」宮古市が新たに生み出した希望であると、読者の方に伝われば嬉しいです。


【お刺身サーモン】を使ったアレンジレシピ

【三陸・宮古 港の百貨店】の公式インスタグラムでは、【お刺身サーモン】を使ったアレンジレシピも公開しています。

ぜひ、お刺身サーモンをより美味しく食べられるようにご参考にしてみてください。


<サーモンのオープンサンド>

朝食やランチにも最適な、サーモンのオープンサンドです。

宮古トラウトサーモンのお刺身を、朝から食べたらエネルギー満点で1日ハッピーに過ごすことができそうですよね。

レシピはインスタグラムの投稿内で、詳しく確認できますので、ぜひ訪れてみてください。


おわりに

サーモンランド宮古市の新しい希望「宮古トラウトサーモン」からつくられる、【お刺身サーモン】のストーリーはいかがでしたか?

サーモン戦争の昨今、色々な種類のサーモンが市場には出回っています。

その中でも、製造者や販売元から語られた背景やこだわりを知って購入したサーモンは、またさらに味わい深く食べられることに繋がるのではないでしょうか。

その、さらなる美味しいを届けるために、この記事が皆様のお役に立てていたら嬉しいです。

ぜひ、サーモンランドの新たなる希望をご堪能いただければ幸いです。


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