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秋の風を感じながら、江ノ電沿いを歩く。vol.2

秋の雰囲気を感じられる様になってきたこの頃。

いつも何気なく歩いている、同じ様に見える景色でも、見えていなかった風景や変化はたくさん落ちています。
今回はカメラを片手に、いつも見落としていた景色に目を向けながら散歩していきたいと思います。

●今回のルート
vol.1 藤沢駅から石上駅
vol.2 石上駅から柳小路駅

前回は藤沢駅から石上駅までの記録を書きました。


■柳小路駅までの道のり

石上駅の素敵なウォールアートに目を奪われてしまいましたが、ゆっくりと歩を柳小路駅に進めていきたいと思います。

江ノ電沿いに沿って歩いていくと、お花が植えられている場所があり非常に美しかったです。

江ノ電沿線に咲くハナトラノオ

名前は「ハナトラノオ」シソ科
言われてみると花のつき方がシソと同じ様になっています。

もしかしたらいい香りがしたのかな。
なんて考えるとまた外に行きたくなってきます。次はこっそり香りをチェックしちゃったりして。

私は農業大学出身ですが、植物博士でもなんでもなく、ハナトラノオというのもgoogle大先生に教えていただきました。

googleレンズは散歩の相棒

写真を撮るだけで写っているものを調べてくれるなんて便利すぎる。
牧野富太郎先生が見たら目を輝かせながら後ろにすってんころりんすることでしょう。



「カーン、カーン、カーン」

江ノ電だ、と思って顔を上げると、もうそこには次の目的地 "柳小路駅" が見えていました。

江ノ電の駅間は非常に短く、いきたい場所、気になる場所があれば1駅くらい簡単に歩くことができます。

「もう着いてしまうのか」と思いながら、景色を眺め歩いていると、線路沿いに気になるものが。

積み重なるのは石でしょうか。

写真右下に映るのはマンホールの様な丸い形をした重そうな石。

よくよく見てみると、上には架線(電線)が繋がっていて引っ張っている様です。
架線ってどうやってあの距離を張っているんだろうと思ってはいましたが、初めて答えに出会うことができました。

というよりは、今までも出会っていたけど気づいていなかったんだと思います。
そう思うと、この散歩にも意義があった気がして嬉しいです。

テンションバランサー
この装置はテンションバランサーと呼ばれているそうです。
役割は、架線の張りの調整役。
写真の様に錘を使っているのが滑車式
もう一つバネ式というものもあるそうです。

今ではバネ式が主流のようで、滑車式のバランサーが見れたのは意外と珍しい体験だったのかもしれないですね。

架線が膨張・伸縮しても対応できる様にしているって、理屈上はわかりますが、形にできていることに感動します。
どうやって生み出されたんだろうと想像するのが、何か見つけた時の楽しみだったりしますね。



気がつけば、目的の柳小路駅に到着していました。

柳小路駅

こちらは蓮でしょうか。
鶴岡八幡宮の水辺に浮かぶ蓮を思い出しました。

調べてみると、こちらは柳小路駅から歩いて10分の桜小路公園にある蓮池をイメージされていたそうです!

次の機会には蓮池も拝みに行かないといけませんね。

蓮池とサギ

こちらは蓮池に佇むサギでしょうか。
アートがあることで、ただの改札機も何か1つ色を添えている様な感覚に陥ります。



■違った顔を見せてくれた江ノ電

散歩中は何度も江ノ電が通り過ぎていき、その度に「おお〜」と思いながら見惚れてしまいました。

江ノ電は電車と歩道の距離感が近くて迫力があります。
お子さんとか、電車好きの方だったら嬉しくてたまらないでしょうね!

そんな中、
「あれ、いつもの江ノ電と違う?」と思って写真を撮ると…。

江ノ電って緑ではなかったかしら

まさかの、ベビースターラーメン!

ベビースター65周年記念で江ノ電とコラボしているみたいです。

駅の看板がベビースターになっているんだとか。
美味しそう。

じゃなくて、面白そうですね!



■終わりに

最後に、
実は柳小路駅で気になるカフェを発見したので、今後こっそり訪問してみたいと思います。

cotocoto coffee

目の前を江ノ電がコトコト走っているからcotocoto coffeeなんだとか。
佇まいも含めとっても可愛らしいです。

伺った時に名前の由来を店主さんに改めて聞いてみよう。



気づけばあっという間。
振り返ると、いろんな発見があった散歩になりました。

それでは、
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

いつも通っていた道でも、写真を撮りながら歩いてみるといろんなものが見えてきて面白い。

気持ちのいい季節が近づいてきています。
ぜひお散歩してみてくださいね。


写真を撮りながら歩くのは楽しい。
他にもいろいろ撮っています。


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