ひつじ(未)が来るのが「未来」です!

六月は「水無月」です。あじさいの美しい季節です。干支にちなむと六月は「未」にあたります。

五月が「巳の月」で、白蛇の開運効果や、金運の良さが注目されました。

六月は「未の月」で、さて、どのような効果を期待できるでしょう?


未(ひつじ)が来る=未来です。

未来に向かうベクトルが強い時期であり、前向きに過ごすことで開運効果が高まるタイミングです。

「未」=ひつじって、群れを成しますよね?

未が群れを成している姿は、「家族」や「子孫」の繁栄を想像させてくれます。穏やかさも似合うことから、「安泰」や「平和」とも結びつきやすいイメージです。未のイメージは、「温厚」「優しい」と指摘されることも多いです。

その一方で、未は「意外と?荒々しい性格」とも言われることがあります。

「曲がったことは大嫌い」なんだそうですよ。

曲がったことや、「いけないこと」が嫌いですし、そういうことに敏感。

自分の意見を曲げなければ、「頑固者」と評されるようになりますし、「厳しさ」も備わっていきます。

好奇心が旺盛で「真実」を追求したい性格も持ち合わせていますので、自分の興味のあることに関しては、かなり突き進んでいきます。羊も「目当て」があると、突進しますからね。しかも一匹、単独行動で突進したりします。

六月は、「自分の興味のあること」に目を向けて、

さらに「真実」を追求する姿勢で臨むのが「吉」となりやすい時期です。

そして「未」と「吉」が結びつくと、「吉祥」になります。

「吉祥」=未+吉

「吉祥」は、「きちじょう」と読みます。

吉祥寺の吉祥です。

この「吉祥」は、繁栄と幸運を意味している言葉でもあるんです。

しかも神様になると、「繁栄」「幸運」と「美」も象徴しています。

「美女」の代名詞にもなっています。

吉祥天(きっしょうてん)は、吉祥の神様であり、繁栄と富と美を、つかさどっているわけです。

なお菅原道真の幼名(いくつかあるようですが)、「吉祥丸」というそうです。


未来を想像しましょう。
自分の「夢」に素直に向き合い、
                             前向きに生きるのが「吉」となります!


私の十代は、両親や学校の先生など大人たちに「夢みたいなこと言うな」「夢ばかり見るな」と、怒られることが多かった気がします。私はそれほど夢を語っていたわけではないのですが、生き方や選び方など、大人の目から見ると「こいつ、夢ばっかり見やがって」という雰囲気に思えたようです。

ある意味では、「夢を見て」「夢を実現した」からこそ、現在の私がいるわけです。


上の世代が「夢を見ろ」「夢がないのか」なんて言い方をするのが一般的になるなんて、私の十代の頃には想像もつきませんでした。なんていうか、「夢は捨てるもの」みたいな風潮も強かったんですよね。

だからこそなのか、反抗心なのか、「夢」を大切にする傾向があります。

いいじゃないですか。夢を実現すれば。夢を夢のまま持ち続けるだけでは、なんの意味もないように感じることも多いでしょうが、まずは持ってみないと、その重さを測りそこねますよ。

私は「夢があるからこそ現実をよりよく生きられる」と主張し続けています。


「いいこと」を想像して、しあわせになったほうがいいですよ?

思い描いていることが「夢」であろうとなかろうと、実現して楽しくなることや、しあわせに生きられることは、尊い気がします。かつての大人たちのような「夢を見るな」という全否定モードは、結果的に世の中の停滞を招いただけなんじゃないか、とさえ思う時があります。

大人になったら自由です。ほんとうは子どもだって自由なんですけどね。

自由の象徴のひとつは、「夢」です。

吉祥の繁栄と幸運と美にあやかって、「美しい夢」を想像しませんか?

未の月の「六月」は、未来志向にピッタリです。

正々堂々と、美しく生きていきましょう!

私は個人的に、

「美しさ」は「強さ」も備えていると感じています!



美しく夢を語りましょう!


前向きなエネルギーで「否定的見解」や「全否定パワー」に対抗できます!

「未・羊」は、いざというとき、本当に「突進」しますからね。

一匹狼ならぬ「一匹未」の底力を発揮しましょう!


ありがとうございます。幸運がめぐりめぐって、あなたにも還りつつ、さらに私のもとへ再びめぐり、さらにまたあなたのもとにもめぐり、いつか「豊かな人生」だと気づきますように。ともに過ごせる世界と時代を喜び申しあげます。