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子育て中の時間制約という『枠』が、自分の大切なものを浮かび上がらせてくれる。/子供が教えてくれたこと


育児を始めて驚いたことの一つが、自分の時間が想像以上に少なくなるということ。

今でこそ、夫やサポーターと協力して、計画的に自分の時間を取るように努めているが、手のかかる幼児や乳児がいると、自由に使える時間が少なくなる。


計画的に自分の時間を取ったとしても、自分の身1つになれるのは週に2〜3時間。あとは、子供のお昼寝中や、テレビを見せている時間などの細切れ時間が自分の思考を自分のためだけに使える時間になる。

子供がいない時と比較するとかなり少なくなるため、その時間をいかに有効に使うかが大切だと考えている。


貴重な自分時間を使う際には、
自ずと、

自分は何をしたいのか。
何が楽しいのか。
何が好きなのか。

などということを考えるようになる。
そうすると、これでけは欠かせない、自分の大切なものが見えてくるのである。

時間が自由に使えた子無し時代、あまり気の乗らない予定を入れてしまったり、ダラダラとスマホやテレビを眺めたりと、大切にしているとは思えないような時間の使い方をしていることもあった。

だから、自分にとって本当に大切なものを、あえて考える機会も無かった。


けれど、時間制約のある今、自分が心から大切だと思うことに気がつき、そのために時間を割くことができている。

つまり子育てをすることでできた時間の『枠』が、自分の大切なものを浮かび上がらせてくれているのだ。

時間がなさすぎ苦しく、ストレスになることもあるが、人生の折り返し前に、自分の心から大切なものとはなんなのか?に向き合い、そして、それを見つけさせてくれたことは、とてもありがたいことだと感じている。

これに気づかせてくれた子供達に感謝したいし、今後も自分の心からの大切なものに向き合う時間、そしてそれに気づくことを大事にしていきたい。


Mina🌱

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