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伝える勇気と優しさがあれば、会議は素敵な時間になる

会議中の沈黙は最悪の状態、少なくとも私はそう思っていた。

誰も言葉を発すことができず、ただ時間だけが流れていく。その瞬間は、息がつまるような感覚で、心地の良いものではない。


(何か違和感を感じるんだけどうまく言葉にすることができない、、)

(え、今の発言ってどういう意味だったんだろう、、)

(意見が思いつかない、、)


そんな状況にしてしまう原因は3つ。

①何を言えばいいのかわからない、もしくは思いつかない。

②思っていることはあるけど言いづらい。

③言いたいことはあるけど上手く言葉にすることができない。


どの状態も悪いことではなく、なにかしらの原因がある。

発言することができない側は、何に違和感を感じているのかを勇気を出して伝える。議題を出した側は、どうして発言することができないのかを丁寧にヒアリングする。

そうすることで会議のあり方自体を見直すことができたり、引っかかりを深掘りしていくことで思わぬ発見がある。だから会議の沈黙は最悪の状態ではなく、むしろ改善できる部分がある瞬間。


意思決定の会議では特に重要なのが、

"参加者全員が納得を得ること"


「周りがみんなAと言っているから自分もAにしよう。」

みんなの意見が自分と同じか、違っているのかなんて本来の議論の場では重要じゃないはず。何事にも絶対に正しいことや間違っていることなんてなく、重要なのは自分がどう思っているのかををちゃんと伝えること。

他の人の意見を聞いたり対話を重ねて行くなかで意見が変わらなくてもそれでいい。意見が変わってもいい。

自分が思ったことを丁寧に相手に伝えることが、円滑かつ有意義な会議をする上で大切なことだと思う。


勇気を出して伝えてみよう。

会議は詰められそうで怖くて緊張する場所じゃなくて、新しい発見があってワクワクする時間にしたいね。

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