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自作の俳句を使って生成AIで遊んでみたの記!

この間、お友達と「句会」をして遊んだんです。
その時わたしが詠んだ句……

昨日見し夢思い出す花曇り

まあ、句のできばえはどうでもいいのですが、今日これを使って生成AIで遊んでみました。以下は、わたしとAIのコミュニケーションの記録です。

使用した生成AIは、MicrosoftCopilotChatGPT3.5です。

では、まずCopilotから。

わあい、褒められましたよ!
さらに、返歌までくれるとは!
しかも、「このような交流は、俳句の世界でのコミュニケーションの醍醐味の一つですね」だなんて。余裕が感じられますねえ……にくいぜ、Copilot!(俳句に返歌ってあるのかしら、とちらっと思いましたが)

とにかく――

Copilot、おそるべし!!

続いて、中国語(繁体字)版でもやってみたのです。その結果がこちら。

日本語訳:
こんにちは!貴女が見せてくれた俳句はとても美しいです。それは昨日の夢の中の記憶を、まるで春の花がかすかに見える曇り空のように呼び起こします。もしお望みなら、私も貴女のために一句詠んで差し上げましょう。

こんなに褒められると、なんだか自分が名句を詠んだような錯覚に……!!

あら、あなたも俳句を詠んでくれるの? しかも「貴女のために一句詠んで差し上げましょう」だなんて……。言葉遣いがジェントルマンだわ。

ぜひ詠んでくださいませんこと!

すると――

夢追人春風に舞う桜花

す、すごいじゃない、Copilotさま!

では最後に、ChatGPT3.5に同じ句を見てもらいましょう。

えっ……

…………

あ、あの……すみません、覚えてないです……。

いやいやいや、違うだろ、ChatGPT3.5

というわけで、もう一度やってみました。その結果やいかにーー

「失礼しました。次回からは、もっと注意深く見ますね」じゃねーだろ、ChatGPT3.5!!(すみません、つい言葉遣いが……)

でも、こうして比べてみると、文芸分野では明らかにCopilotさまの方が優れているようですよね。

しかもCopilotさまのジェントルマンぶりに比べ、ChatGPT3.5の、自分の無知を棚に上げての慇懃いんぎん無礼ぶりたるや!なんだか人生の中で、こういう男に会ったことがあるような気がして、ふつふつと怒りが湧いてきたわたし。

でも、まあ、面白かったです。生成AIの世界、これからどうなっていくのでしょうね。

ただ――

最後に、生成AIさんたちに声を大にして言いたいのは……

「花曇り」って桜の咲く頃の曇天のこと」ですからね!!!


※表紙画像は、しおむすびさんのイラストを使わせていただきました。AIには決して描けない、とっても素敵な作品だと思います。