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なんでこんなに…

梅の花が満開を過ぎ、もう散り始めています。

わが家の家族、梅の木。(そう思っているのは私だけかも)
この家に住み始めた時に、夫のお父さんにいただいた小さな梅の苗木を植えました。
膝下ぐらいの背丈だった苗木は子どもたちと一緒にすくすく育って、毎年まだ寒い春の初めのはじめ、三寒四温も始まる前に花を咲かせ楽しませてくれます。

洗濯物を干す時にベランダから下を覗くとちょうど梅の木の真上になって、いつもそこから梅を観察しています。

数日前は明るい日差しのなか、ミツバチがたくさん飛び回って受粉してくれていました。
その光景が愛おしくて……。
暖かい日でした。

そして風がビュービューゴウゴウ吹き荒れた夜。
せっかく咲いた梅が散ってしまうのではと心配で。
翌朝様子を見ると、たくましく咲き誇る梅に数羽のメジロが見えました。

曇り、梅の花、メジロ。
掛け軸から飛び出したような自然の美しい配色です。

どうしてこんなに美しいのだろう。

ひとしきり感動した春の訪れのひとこまです。

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