【短歌&小さな物語】「交際中」
北極のシロクマに対する申し訳なさから、クーラーの君とは涙を呑んで別れることにした。その顛末はこちらに記してある。↓↓
こういうのを、断腸の思いと言うのか。
だって、台湾はまだまだ暑いのである。
ああ、別れを決めたのは早計だったかしら……。
でもサヨナラして早々、またよりを戻そうだなんて、いくらなんでも甘えがすぎるのでは?
仕方ない。こっそりと携帯に手を伸ばす。
ーーねえ、今日空いてる?
ああ、悪いことだとわかってるのに、わたしったら……
二十分後、「氷の君」が颯爽とバイク(ウーバーイーツの)で到着。
ーーごめんなさい、あなたに会いたくて我慢できなかったの。
※※※※※
ジャーン!!
――というわけで、「氷の君」とは絶賛交際中です。
その冷たくも甘い誘惑にメロメロのわたしでした……。
以前、台湾かき氷について書いたフードエッセイはこちら。↓↓
追記:
それにしても暑いので予報を見たら、今日の台北、最高気温33℃って……
普通に真夏日じゃん!!
(正直に告白します。結局、恥を忍んで白い箱のリモコンをポチッ……。今日だけ、今日だけ許して!シロクマ……)