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子供の頃の話。①

自己紹介で、
昔の事は何故か憶えていないって書いたばっかりなのにこのタイトル。←
(①とつけたので、続くかもしれません。)

正確に言うと憶えていないのではなく
多分人とは違う憶え方をしている。

私の中の昔の記憶、
私は"写真の記憶"と呼んでいる。

所謂、一人称視点での記憶ではなく
三人称視点での、自分を自分で見ている記憶。

それは本当に自分で経験したことなのか
写真やビデオに残っているから、それを観たことがあるから記憶したのか、その区別が付かない。

だけど、三人称視点の記憶は全て
"写真の記憶"であると感じている。

その"写真の記憶"で感じた感情は思い出せるものの、その感情すら本当に自分で感じたものなのかは定かではない。

例えばコケて怪我をしていた記憶であれば、痛かった、と誰もが思うだろう。
でもそれは、その時本当に私が感じた感情なのだろうか。
それとも、"怪我をした"という事実を下に私が補完している感情ではないのか。

まあ、考えても分かんないんですけどね。笑


私の"写真の記憶"の中では
主に嫌だったこと、痛かったことが記憶されている事が多く、
嬉しかったことや、未だに考えている事などは一人称視点、所謂"自分の記憶"として憶えていることが多い。

無意識に、自己防衛の一種として
別人格を作り出したのか?とも思うけれど
それもまた推測でしかない。

私の中の一番古い(一番若い私の)"写真の記憶"は、
赤ちゃんの私が、実家の庭でぼーっと座っていて
隣を姉がウロウロしている。
近くにある手押し車まで、私がハイハイして向かっているところに、
既のところで姉が割り込み、その手押し車を奪っていく。
私は何が起こったのかが分からず、きょとんとした顔で周りを見渡し、その場に座り込む。

これは確実に私がビデオで観た"写真の記憶"であることは明白だが、
私の中の一番古い自分の記憶はこのシーンが常に思い出される。

と、長くなったのでこの辺で。
続きはまた今度。

みな🌔

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