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【読書】年末年始の積読本と2022年に読んだ本と『大奥』が名作だということ

積読本たち

先週、年末年始に読もうと思った積読本を撮影しました(ヘッダーの写真)が、12月31日現在、あまり読み進んでおりません。むしろ別の本に手を出してそっちを読んでたりします。積読本の最たるもの。

それより、よしながふみ『大奥』をきちんと読んでないことに気づいて、現在やっと11巻まで到達しました。今さらアレなんですが、これ名作だね!! 
いや、単純な男女逆転ものだと思って読んでない人がもしいたらもったいないですよと。壮大な思考実験ですよと。ちょうどウイルス対策で平賀源内が出てくるあたりを読んでいるんですが……胸熱です。
あともしかして歴史が好きな人のほうがぐっとくるかもしれない。

2022年に読んだ本(その1 日本の文芸以外)

今年出版のものではなく、〝自分が〟今年目を通したもの中で印象に残ったた本です。
(日本の文芸は触れはじめると多くなるのでとばします)

『音楽は自由にする』坂本龍一 新潮社

『新潮』の連載ももちろん読んでます。教授がつきつめている、時間と音楽の関係のその先がみたい(ききたい)

『フェミニスト・シティ』レスリー・カーン 晶文社

女性として都市を生きることの不自由さ、身に沁みつきすぎてぜんぜん自覚してなかったんですよね。これをよんで「不自由を強いられている」ことを自覚できた。
私たちの住む街が、当然のようにこういう考え方を下敷きにしているといいのに。
翻訳は 東辻賢治郎氏。

『地上で僕らはつかの間きらめく』オーシャン・ヴオン 新潮社 

この本は参加している読書会のうちの一つの課題本だったのですが、自分では選ばない、読まないタイプの本なんですが、思いがけずよかったですね……
読書会のときに語ろうとしたんですけど「語れば語るほど(言葉では表現しきれなくて)陳腐になってしまうね」と言われ、それな……と思い、少ししゅんとなってしまった逸品。
散文詩のような。

と、ここまで書いたら時間切れになってしまった。まだまだ本たくさんあるのに。今からスキヤキを作らねばならないのです。
ふだんならツイッターでつぶやくアレなんですけど、今のツイッター少し気味悪いので、noteに上げておきます。
こんなバタバタした感じも私らしいと言えば私らしい。
よいお年をお迎えください。


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