CAPCOM Pro Tour 2021 日本大会1予想

 なんとなくCPT予想をしたくなってしまった人間のごく私的なメモ。SFL:Pro-JP 2020のプレイヤーを中心にまとめる。筆者は、格ゲープレイヤーでも関係者でもない。文中敬称を省略しているため偉そうだが、何の権威もない。もし、この文を読む人がいれば、配信の長文コメントのひとつと思って読んでほしい。そして、できれば予想を教えてほしいです。

1.本命グループ

板橋ザンギエフ、ウメハラ、sako、ガチくん。

 本命グループには、キャラ変更もなく、使用キャラの強さが上位で、さらに過去に大きな大会での優勝経験があるプレイヤーを選んだ。

 板橋zは、第2期 TOPANGAチャンピオンシップを制して、FAVカップを5連覇もした。小規模大会とはいえトーナメントを5大会連続で優勝するというのは異常な安定感。最近では、大会中のコメント欄で魔王と呼ばれるほど。4月10日の戦カップでも、負けはしたけど、キレキレのプレイを見せていた。使用キャラも強く、昨年からの変更なし。ゴリゴリの大本命のひとり。強豪と当たるまでに負けるとすれば、アビ&ザンギ対策をばっちりしているレアキャラに遭遇するくらいだろう。

 ウメハラ、ガチくんは2020年のCPT東アジアの代表。ウメハラは骨折の影響とTOPANGAチャンピオンシップの結果(10位)が気になるが、ガイルの硬さは相変わらず。連日SFVを配信し、集中している様子。相当上位に食い込むと思われる。ガチくんは2020CPT東アジアの優勝に加え、SFL2020でチーム優勝、戦カップでも盟友ぷげらを倒して優勝した。ウメハラ同様上位成績が予想される。

 sakoはSFL2020でチーム優勝。SFLのグランドファイナルの大将戦を任され、優勝を決めたプレイヤー。sakoが一番多く大将戦を任されたことから、おそらく、チームネモ内で板z&ウメハラ&ときどに対して一番自信があるプレイヤーだったと思われる。さらに、使用キャラのメナトが強化され、メナトに自信があるとのこと。加えて、新バージョンになってから日が浅いため、調べものが得意なsakoは他プレイヤーに比べ情報を多く持っていると思われる。ただし、板z、ウメハラ、ガチくんに比べるとSFL以外の2020年の成績は低調で、少し取りこぼしが多い印象。さらに、ふ~どという天敵に数年悩まされている。ふ~どに当たらなければ優勝するかもしれない。

2.対抗グループ

ときど、ふ~ど

 ときどを本命グループに入れるか入れないか迷った。ユリアンに変えてからも強いのだが、豪鬼を使用していたころはもっと圧倒的で、安定していた。その印象の差で対抗グループに入れたが、強いことには変わりない。sakoとはSFLグランドファイナルで1勝1敗(1先)だった。その後バージョンアップでメナトは強化され、ユリアンは少し弱体化した。安定性を考えればsakoより優勝可能性が高いかもしれない。ユリアンでの実績は少ないが、このCPT2021日本大会1が優勝街道の第一歩になるかもしれない。

 ふ~どを対抗グループに入れるか迷った。TOPPANGAチャンピオンシップで2大会連続準優勝、CPT東アジアで2位と相変わらずのシルバーコレクターぶりを昨年も見せつけた超上位プレイヤーだが、ポイズンが弱体化されたこと、モチベーションも下がっている印象、さらに、驚異的な上位進出率に比べて優勝経験が少ないため、超強いプレイヤーのひとりだが本命と比べると優勝可能性は若干低いと思われる。

3.穴グループ

マゴ、藤村、ぷげら、りゅうせい、ナウマン、カワノ、ボンちゃん、ヒグチ

 マゴ、藤村は、過去のCPT優勝経験や強キャラを使用していることから考えると直近の活躍が少ないように思う(マゴに関しては2020EVOJ準優勝なので活躍が少ないというのは大変失礼かもしれない)。藤村は毎日のようにSFV配信をしており、SFVに精力的に取り組んでいることから、以前の活躍と比べて優勝しない方が不思議なくらい。単純に大会が少ないせいか不明だが、本命、対抗のプレイヤーに比べ優勝可能性が低そうなので穴グループに入れた。

 ぷげらは、今シーズン強化されたと噂のバイソン使いであることと強キャラポイズン使いプレイヤーであること、さらに他プレイヤーからの評価が高いことから穴グループに入れた。

 りゅうせいは猛者が集まったFAVカップで優勝し、数年使用しているユリアンが変わらず強キャラであること。ナウマンは2020EVOJ&いいすぽ!で優勝していることから穴グループに入れた。

 カワノはコーリンもポイズンも弱体化されたが、まだ強キャラの部類のようで、TOPPANGAチャンピオンシップで3位だったことから穴グループに入れた。

 ボンちゃんは2019年の成績が素晴らしく、2020年は大会参加をセーブしながらもTOPPANGAチャンピオンシップで4位だったこと、使用キャラのかりんが強キャラとして残っており、サガットも強化されたことから穴グループに入れた。

 ひぐちは、SFL:Pro-JP 2020プレシーズン大会 ファイナルトーナメントで猛者たちを倒して優勝しており、FAVカップminiでも優勝、使用キャラのガイルも強キャラなので穴グループに入れた。

4.大穴グループ

まちゃぼー、ももち、ネモ、もけ、水派、ハイタニ、ジョニィ、MOV、Shuto、どぐら、キチパ、ストーム久保

 まちゃぼー、ももち、ネモはメインキャラが定まっていない、または、使うキャラが決まっていても仕上がっていないようなので大穴グループに入れた。3人とも超上位プレイヤーだが、今大会は勝つというより試すことが多い大会になりそう。他プレイヤーは、直近の優勝は少ないが、使用キャラが強いままであるため優勝の可能性がある。対戦相手によっては、水派のメナト、Shutoのバイソン、久保のダンが見れるかもしれない。

5.他の気になるプレイヤー

 ファルケ村の村民たち。勝ちたがりトナメで毎週のように活躍するファルケ村の村民たち。勝ちたがりトナメ以外での優勝は見たことがないが、CPT2021日本大会1が初優勝になるかもしれない。

 ホットヨガラウンジの面々。昨年同様、職人芸のような独特のプレイを見せてほしいところだが、バージョンアップで弱体化されたため、厳しい戦いになるかもしれない。

 シェアハウスの面々。チームリキッドを離れたジョン竹内、リュウが強化された大谷、他に大会がないのかメナトを使っている立川。せっかくシェアハウスでプロゲーマーをやっているのだから、結果が付くといいなと思う。

 4月14日にTOPPANGA TV カップが行われる。上記面々がどの程度参加するか不明だが、どのような活躍を見せるのか気になるところ。順当にいけば、ときどかガチくんが優勝するだろう。さらにCPT2021日本大会1のトーナメント組合せがどうなるのか気になる。


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