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私の2022年〜戦争と大学と音楽と〜

毎年楽しみにしている今年の漢字、2022年は『戦』に決定してしまった。

今年は、こんな物騒な漢字で表現するしかないほどの悲劇が現実に起こってしまったことが本当につらい1年だった。
(どんな事情や大義名分があろうと戦争には反対だし、人と人が喧嘩している光景を見るのさえ大嫌いだ)

連日の報道に胸を痛め、どうか戦況が拡大することなく早期終結してほしい…と、祈り続ける毎日。
風船のように膨らんでいく不安を少しでも潰すように世界史を勉強しなおしたり、地政学の専門家から情報を得たり…、気がついたら自分が壊れてしまう寸前まで、ぱんぱんにインプットしてしまっていた。

世界はとても悲しくて、個人の無力さを思い知る1年だったけど、つらいときほど積極的に街を歩き、陽光を浴びて、人と会話するように努めた。
おかげさまで私生活では対人関係に恵まれ、成長できる機会が多かったように思う。
在学中の通信制大学では、スクーリングのたびに一期一会の素晴らしい出会いと学びがあった。

自分には、まだ好きなことを学べる環境と自由が残されている。
本当に幸福なことだけど、それがどこか後ろめたく感じてしまうほどだった。

https://note.com/minamo_note/n/n6ae1cdc7838d

必死で自分のために学んでいる時間だけは、世界の悲惨な現実を忘れることができた。

今年は心理学系の授業が多かったので、カウンセリング実習では自分のなかの不安を思い切って仲間に打ち明けてみたりもした。
(不思議なことに、不安や弱さは他者に打ち明けることで幾分か和らぐ。自分のなかの偏った思い込みや認知のゆがみに気づくことで人生がグンと楽になった)

慣れない科目修得試験を満身創痍で乗り越えているうちに、大学3年次まで進級してしまった。

昔は学校も勉強も大嫌いで先生の話は上の空、窓際で頬杖ついて夢ばかり見てた、授業中でもウォークマンで音楽聴いて怒られてた不良少女だったのに。
ないものねだりの恋愛と安易な快楽に溺れ、自らの不運も誰かのせいにして腐ってた、絡まって薄汚れた赤い毛糸みたいに惨めだった時期もあったけれど。

自分ではよく分からないけど
「顔つきや話す内容が変わってきた」
と家族が言ってくれるから、確かに成長できてるのだと思う。

段々と学習内容も試験も難しくなってきて、肝心の音楽制作があまり進まなかったことが残念だけど、それでも何件か作詞と歌入れのお仕事をいただき本当に嬉しかった!

「やっぱり私は歌と制作が大好きなんだなぁ」
と実感したし、誰かと共同制作することで新たな発見が沢山あった。
結局この先も歌い続けることでしか私は私を救えないのだなぁ、と改めて自覚。
★来年もぜひ、沢山のお声がけをお待ちしております!


芸術や音楽で世界は平和にならないかもしれないけど、間違いなく個人の孤独な魂を救うことはできる。
癒された魂が愛に変わり、共感が想像力に変わり、少しずつ世界は良くなっていくと私は信じています。
(何より今年いちばん音楽に救われていたのは、他でもない自分だったなぁ)

来年世界がどうなろうと、学び続けることと歌うことだけは止めずに頑張っていきたい。
そして、このnoteも継続して書き続けていきたいです。
(もっと短時間で沢山のテキストを投稿できるようになりたい!)

まだまだ拙い私の文章に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

みなさんにとって、2023年が良い年になりますように!
来年も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


#2022年のわたしと仕事


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