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(エッセイ)ちまちま日常〜罪な白

「結婚式の思い出」というお題があるようで
少し便乗して書いてみます📝

まずは私の両親。
今で言う授かり婚(出来ちゃった婚)を
知り合って最短3ヶ月とか
母19歳で妊娠(父21歳)とか
計画性が微塵も無いという、ね

子供が子供を産んで育てる、を
体現したような人達なのでした。

そんな両親は父の兄が結婚するにあたり
しれっと一緒に式を挙げたようで

当時、既に産まれて生後半年の私も
両親、伯父夫婦と一緒に写真に収まりました。

そして、腑に落ちない父方の親戚から
デキ婚の甥の式なんて恥ずかしくて
来たくなかった。
長男(父の兄)の面目上、参加した。

次、この子(赤子の私)の結婚式には
集めようったって、こっち側(父方の親戚)は
誰も来ないと思え。

多分、始終不甲斐ない父に
喝を入れたんだが諦め半分なんだか

とにかく私は生後半年にして
将来、花嫁衣装を着て式場で式を挙げる
という選択肢が無いに等しくなりました。

時は経ち
物の分別が付くようになった私は
その両親の馴れ初め(親戚オコ💢)の
一連の話を聞かされても

実は、さほど悲壮感や悲哀は無く
結婚願望も無ければ彼氏も要らない
そんな私にはうってつけだなぁ、と

やらなくて済むんならラッキー✨
ぐらいの感覚でいましたね(笑)

そして更に時は経ち
2個下のいとこの結婚式に参列し
そこで初めて父方の親戚に会うという
考えただけでしんどいイベントが発生。
(もちろんいとこの式は良かったです✨)

集まった父方の親戚
いとこにはご祝儀を包み
ちゃんと足を運ぶ。

で、その頃には私も人並に結婚し(当然式は無し)
産まれた娘も1歳になっていました。

細心の注意でもって
親戚一同の控室の隅に居た(笑)
しかし
目ざとく見付けた親戚のひとりが
(大叔父かな)

なんだべした
あん時の〇〇(父の名前)の
赤ん坊かぃ?こだにおっきくなって
子供も居るんかぃ?あら、めんげぃない。
いやぁ、〇〇(いとこ)もべっぴんだけど
〇〇(私)も美人さんだ。

いとこのハレの日に
ご機嫌だった大叔父は
悪びれなど微塵も無くて
、、あれかな?
過去の発言なんぞ覚えてる訳も無く
なんなら忘れてんだろ、オイ!
というツッコミを心の中でして

いとこのおめでたい席だから
いちいち蒸し返すような事でも無いかなと
私も愛想笑いでやり過ごしたという。

見たら私の両親、特に父が
〇〇(父)も孫も居るんだから
少しは落ち着いたか、ん?などと
絡まれてた(笑)

昔の話、どうにかこうにか
時が解決するもんだと
学んだような「結婚式の思い出」
お題に乗れたかどうか
定かではありませんが(笑)

どうぞお納め下さいませ〜。

























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結婚式の思い出

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