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セックスレス

昨夜、寝苦しくて深夜の2時過ぎに目を覚ましてしまった。手足だけが火照っていて暑いのに汗が出てこない。
またいつもの症状だ・・・
疲れれると(特に精神的にストレスを抱えている時に)よくこういう状態になりがちな私。
隣のパートナーはいつも通り寝息を立ててよく眠っている。

グラスに常温の水を注ぎ200cc程を飲み干すと胸のあたりからじんわりと嫌な汗が出てきた。まだ足らない事を身体が感じ、もう一杯を無理に流し込むと背中や手足など全ての毛穴から汗が吹き出した。
Tシャツが汗で濡れるのが嫌でソファーへと脱ぎ捨てる。基本パートナーは起きてこないので気にする必要もないし。

汗が引くのを普段見ないテレビを点けて待つことにした。
成田雄輔と何処かの局アナが視聴者からの質問に答えていた。
最近よく聞く名前なので見るともなくタオルで胸を拭いているとセックスレスの相談についての会話だった。
セックスレスの話しなんて何処にでもある話で別に深夜枠で取り上げるような話でもないと正直思ってしまう。

事実、私たちもそうだし・・・
濡れないし、立たないし・・・(ごめんなさい)

奇跡的にお互いのタイミングが合い、完璧とは言えないまでも、ギリギリそれらしい行為が行えたのは何年前の事だったのかすら憶えていない。
パートナーの事は嫌いでは無いけどセックスをしたいという感情はほぼ無い。
数年に一度、何かのきっかけでそういう雰囲気になっても、行為が進むと濡れないか、立たないかの、どちらかで終わる。
その時のお互いの言い様のない気まずさは、私達をどんどんセックスから引き離していく。

テレビで成田氏はこのような事を語っていた。※(うる覚えですのでごめんなさい)

子育て、仕事、性欲、恋愛感情、家族、親の介護など、多くの事を同時にパートナーは完璧にこなさなくてはならない。夫婦が担うものがあまりに多すぎて既に夫婦の構造は破綻している。

セックスレスで悩んでいた訳でもないけど成田氏の言葉がストンと腑に落ちた気がした。
男女平等(全然違いますけど)と言われ始めた社会だけど、やはり女性の負担の方が多いことは事実で優先順位をつけていくと最初に省くのはセックスなのかも知れない。

成田氏が言う通り夫婦の構造が破綻しているとしたらセックスだけは外で行っても良いのでは?と感じてしまった。

不倫はイケナイこと。
ネット検索すると倫とは人が守るべきみちと書いてあって少し笑ってしまった。
近い将来、不倫と呼ばない新しい言葉?動詞??例えば許倫みたいな??
※不倫社会を検索したかったのに不倫釈迦異だって(笑)
お釈迦様だって異論があるって事!

新しい夫婦構造に対応した価値観が出来上がったら、このギツギツした社会は少し楽しくなるような気がします。


「不倫じゃないの!ちょっとセックスしただけ」
「なんだ許倫か〜」そんな日が来たら日常が少し楽しくなりそう(何だかごめんなさい)
こんな事を書いていたら少し身体が火照って来ている?
今なら大丈夫かも!?
案外、私は身勝手なのだと気付きました。






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