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mixPie.Designで伝えたいコトを、このマガジンにまとめて、サイトにRSSで配信します。みなみの日々のつれづれは、ほかのマガジンをのぞいてくださいね。
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#デザイン思考

デザイン思考をデザインする

デザイン思考って流行ってますよね。あれ、流行ってた(過去系)なのかな。デザイナーの考え方をビジネスに生かすってやつです。 有名大学やデザイン機関からいろんなデザイン思考をマトリックスにして発表されました。それらをみて、なんかもやもやするので、わたしもデザイン思考をデザインしてみました。ちょっと他のデザイン思考と比較してみましょう。 スタンフォード大学 d Schoolの5段階モデル1番有名なのは、スタンフォード大学のd Schoolの5段階モデルです。 よくできてますよ

カーネギーメロン大学からの発展

カーネギーメロン大学のデザインスクールで、有名なデザインの対象範囲がどの様に広がって言っているかを図式したものがある。わたしはその図に影響をとても受けたのだけど、英語による表現でニュアンスが受け取りきれなかった部分もあるので、一度翻訳してみたかった。 DeepLを駆使して、それぞれの単語のもつ微妙なニュアンスを拾って見る。それを元の図をトレースしたモノの上に落とし込んでいった。言葉の意味はこれが最適化、英語に詳しい人に意見を貰いたいのだけど、わたしが受け取った言葉は以下の様

ポストデザイン思考のデザイン提起

コロナ以降のビジネス311があって、コロナがあって みんなの気持ちがかわった お客様の気持ちも変わった わたしたちはなんのためのビジネスをするのだろう わたしたちはなんのために商品やサービスを消費するのだろう お客様が誰かわからない 自分達の強みがなんだかわからない 競合はだれなのかわからない なにをお客様は求めているのかわからない どうやって競合に勝てるのかかわからない そもそも競合するより、協業したい SDGsとか考えたら、持続可能な社会にコミットしたビジネスがし

デザイン思考の次へ…社会変容のためのホールシステムデザイン

デザイン思考ブームがあったけど、結局、スタンフォードのd-schoolのプロセスをお題目のように覚えてビジネスに生かそうとして失敗したところが多かった様に思う。 デザイン「思考」とは言うけど、デザインの本質は身体で考える「活動」だ。むしろ「デザイン活動」といったほうがいい。身体と思考の循環活動にこそ新しいイノベーションを生む力があるわけで、だからデザイナーはラフデザインやクレイモデルを作っては壊し、作っては壊しするのだ、そこを抜かして「思考」の部分だけ机上の空論で行っていて

深海へのダイビング

はじめにこのドキュメントは私的な思考実験につき、使われている表現はまだ稚拙で、ファーストバージョンなので、今後変わっていく可能性があります。ドキュメントは章立てもしてないので、期待しないでください。備忘録的なものです。 元来、職業デザイナーは市場調査の結果から、新製品開発という「キャンバス」を得たり、新製品の広告の宣伝という「キャンバス」得て、そこに絵を描くことでデザインしている。すなわち「キャンバス」はすでにそこにあるのだ。その「キャンバス」をヒアリングする場を「オリエン

Design Map v0.2

この地図は、比較的初学者向けにデザインの地図を提供することを考えて見ました。デザイン思考や、ダブルダイヤモンド、システミックデザインといったものに影響を受けつつも、共感や概念化、プロトタイプと言った言葉を極力つかわず、子ども達でもわかるように表現したものです。 これはフレームワークではなく、あくまでも地図です。この順番でやってくというものでもなく、自分のなかできっかけになった、もやもやや問いとがひっかかるところから広げればいいと思います。 デザイン思考がブームになり、単な

AI時代のコ・デザイン

画像生成AIも沢山登場し、コ・デザインのパートナーとしてAIを選択するということも考えられるようになってきました。 どんな場合に、AIとコ・デザインができるのか、その機会をChatGPTに質問してみました(あとでnoteのAIに聴けば良かったと後悔) AIとコ・デザインすることができる機会として、どういう場合があり得ますか? 箇条書きで教えてください 以下は、AIとコ・デザインする機会の例です: 機械学習や自然言語処理を用いたプロジェクトにおいて、デザイナーがAIのモ

共創デザイン(コ・デザイン)ワークショップのモデルケースを考える

[←mixPie.Designに戻る] モデルケースを考える目的共創デザインワークショップって言葉が堅いね。いま他に言い換える言葉を悩んでるんだけど、専門的には「コ・デザイン」って言うそうです。要するにデザイナーという専門家に任せず、デザイナーには議論のファシリテーターになってもらった上で、当事者みんなでデザインをしようというコトです。 なぜなら、モノのが売れる時代じゃなくって、コトが売れる時代だから。物作りをしてたらダメなんだ。モノを含んだコトをデザインしなきゃ。そのた

コンセプトのバックアップ

[← mixPie.Design に戻る] この記事は、mixPie.Designのサイトで初期に掲載していたコンセプトページが冗長で、長文は読む人がいないと指摘されたため、短くする前に過去の記録として、noteに残したものです。 モノのデザインから、コトのデザインへ2023-03-15 「モノ(見たり触ったり出来る)」をつくって、売って、利益を得る。良い物をつくればビジネスは成功する。そんな時代がありました。しかしネットの登場で、時代は変わりました。今求められてるのは

流行のChatGPTにコンセプトページを要約させてみた!

[← mixPie.Design に戻る] ちょっとわからりずらいミックスパイ・デザイン。サービスデザインってなんやねん。みんなでデザイン(コ・デザイン)ってどういうこと? そういうツッコミがあるとおもいます。 そう思ってコンセプトページを書いたわけですが、長すぎて読めないよってツッコミが。みんなSNS時代になって長文読む機会が少ないんですよね。 そこで、今話題の大規模言語モデルAI、ChatGCPにコンセプトのページをTwitterでつぶやけるぐらい(140字)に要約

「コト」のデザインってなに?

「コト」のデザインって、出来「事」、物「事」のコトです。もっとわかりやすく言えば、体験とか経験のデザイン。 デザインされた「モノ」を買って、使ってみて、楽しかったり、楽になったりするじゃないですか? その楽しかったり、楽になった「体験」自体が本当はデザインする対象じゃないかなって考え方です。 サービス業が増えてるいま、食べてもらった料理だけじゃなくって、その料理をたべた場所や空間で感じたコト(体験)が大切だってコトはわかりやすいですよね。ネイルサロンや美容室なんて、そうい

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mixPie.Designがつたえたいことを、みなみの雑談ブログのマガジンとして発信していきます。ここでは、広い意味でのデザイン(ビジュアルデザインだけのデザインんじゃない)の説明を、マイペースに発信していきます。 デザインの本当の意味ってこういうことだったんだ。なにもデザイナーという職人的専門家だけのもじゃなかったんだってことを知ってもらえるとうれしいです。