韓国人から見た『イカゲーム』に登場する懐かしい遊びその2(ネタバレあり)
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
前回に続き、韓国ドラマ『イカゲーム』に登場した懐かしいゲームについて書きます。
4番目のゲームは「ビー玉遊び」です。「ビー玉遊び」は男の子がよくやっていたゲームですが、ビー玉そのものは子どもの頃によく見ていたものなので、とても懐かしい感じです。
写真はすべてnaver(https://m.tv.naver.com/netflixkr)より。
「ビー玉遊び」の舞台はどこか懐かしい町並みで、これまでのゲームとは違う不思議な緊張感が走ります。舞台演出で一番力を入れ、繊細に表現したという夕焼けの路地裏の風景に目が離せませんでした。
「ビー玉遊び」は残酷な逆転劇が起こるゲームで、参加者の心理がよく表れます。ゲームに勝つため、生き残るための人間の本能が丸見えになるシーンでもあります。
5番目のゲームは「飛び石渡り」です。内容が分からない状態で、ゲームの順番を決めるために参加者たちがゼッケンの番号を選ぶのですが、そのシーンから緊張感が走ります。このゲームには順番によって命運が大きく左右されます。
何十メートルもの高さに設けられた「飛び石渡り」は、一般の薄いガラスと強化ガラス、二つのどちらかを選んで進まなければならず、危険な空間で生と死を考えさせるように作られています。
実際にゲームの舞台は地面から1mほどの高さで、撮影中も怖かったそうです。体が感じる恐怖感と自然に硬直する感じが、俳優たちの演技にもそのまま表れて伝わってきます。
最後のゲームはドラマのタイトルにもなっている「イカゲーム」です。作品のトレードマークでもある丸、三角、四角を地面に描いて、攻撃チームと守備チームに分かれて行う陣取りゲームをします。
「イカゲーム」は韓国でも地方によってゲームの名前が違いますが、ルールはどこも一緒でとても懐かしいゲームです。
最終戦である「イカゲーム」を行うのは最初の「だるまさんがころんだ」と同じ場所ですが、主人公ギフン(イ・ジョンジェ)とかつて一緒にイカゲームで遊んだ幼なじみのサンウ(パク・ヘス)、皮肉にもこの二人だけが残って戦います。
同じ立場だけどまったく違う考えを持っている二人の争いが見どころです。お互いの考えと感情がぶつかり合うシーンで、どんなアクションシーンより熱く感じます。二人の会話には、監督がこのドラマを通じて伝えたいメッセージがよく表れていて、名シーンだと思います。
안녕!
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