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【レシピつき】素朴なおふくろの味、テンジャンチゲ 된장찌개(ドラマ『サイコだけど大丈夫』について#3)

『サイコだけど大丈夫』について3回目は、ドラマに登場する家庭料理テンジャンチゲとそのレシピを紹介します。

 このドラマの食事シーンは、ムニョン(ソ・イェジ)の森の中の呪われた家、ガンテ(キム・スヒョン)とサンテ(オ・ジョンセ)兄弟の家、大家であるジュリ(パク・ギュヨン)の家、それにガンテとジュリが勤める精神病院の食堂と場所はいろいろでも、その食卓に登場するのはほとんど共通する家庭料理でした。

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※ドラマ公式サイト(http://program.tving.com/tvn/tvnpsycho)から。

 チゲはテンジャンチゲ、炒め物はソーセージ野菜炒めまたはスパム焼きなどに、うずら卵煮と卵焼きなどのおかずもつきます。これらは韓国人が子どものころから親しんできた家庭料理です。とくにテンジャンチゲは素朴なおふくろの味で、自分の家の味がいちばん美味しいと思う一品なのです。

「チゲ 찌개」は「汁(クッ) 국」より具材が多めに入り、各家庭で具材を変えます。ある日は「テンジャンチゲ 된장찌개」、ある日は「テンジャンクック 된장국」にして食卓に出てきます。「テンジャンチゲ」に入れる具材は貝類や色々な野菜、たとえばじゃがいも、ズッキーニ、玉ねぎなどが入ることが多く、「テンジャンクック」は干し白菜やほうれん草など一種類の野菜だけを入れて味噌汁のように作る事が多いです。

【テンジャン】伝統的な朝鮮半島の基本調味料、醤(ひしお)。大豆を醗酵させて作る食品なので、日本の味噌に当たるため、韓国味噌・朝鮮味噌などと呼ばれる。

【干し白菜】日本では見ることはないが、韓国ではお馴染みの食材。キムチ作りの際に残った白菜の外側の葉を乾燥させて、冬の保存食にしたのが始まり。

お家で作る簡単なテンジャンチゲレシピ

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材料「2人前」
煮干し出し汁500ml、韓国味噌(テンジャン)大さじ2、あさり50g、じゃがいも1個、ズッキーニ1/4個、玉ねぎ1/4個、ねぎ1/4個、椎茸2個、豆腐50g、おろしニンニク小さじ1/2

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1.材料の下準備をします。
(あさりは塩水で砂抜き、じゃがいもは角切り、ズッキーニは半切り、玉ねぎは角切、ねぎは斜め切り、椎茸は薄切り、豆腐はさいの目切り)

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2.鍋に煮干しだし汁を入れ、韓国味噌を溶かします。
3.じゃがいもを入れて中火で5分ぐらい沸かします。

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4.あさり、玉ねぎ、ねぎ、ズッキーニとおろしニンニクを入れ、5分ぐらい沸かします。
5.次に椎茸と豆腐を入れ、3分ぐらい沸かします。

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