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【初心者必見】クラウドファンディングのやり方・始め方3つのポイント

さて、今回は具体的な例を挙げて実際にクラウドファンディングにチャレンジするまでに必要なことをお伝えさせていただきます。

まず最初に言葉の定義から。

クラウドファンディング=不特定多数の人から資金を集める仕組み

プロジェクト=その資金を使って進めたい計画

となります。

このあたりがゴチャゴチャになっていると進む話も進みませんので、最初に頭に入れておきましょう。

で、今回例として使うのがこちら……

半年後にヨーロッパで開催される、オセロの世界選手権に出場したい

というプロジェクト。

このプロジェクトに挑戦するにあたり、クラウドファンディング(不特定多数から資金を集める仕組み)を使っての資金調達にチャレンジする、ということになります。

挑戦とチャレンジがたくさん出てきて(笑)ちょっとややこしいですが。

ということで、早速いってみましょう!

クラウドファンディングに挑戦する目的を明確にする

クラウドファンディングは不特定多数から資金を集める仕組みです。

そこには想像以上の責任が発生するし、プロジェクトが終了するまで背負い続ける必要があります。

そういう意味では銀行から借りたり、家族から借りたり、自分で資金を貯める方が圧倒的に楽とも言えます。

それを理解した上で「なぜクラウドファンディングで資金調達をするのか」ということを明確にしておかなければいけません。

これができていないと長いクラウドファンディング期間を乗り越えるが、とても厳しくなります。

また周囲の人に納得してもらうために、このあたりをしっかりと説明できるように用意をすべき。

例えば「半年後にヨーロッパで開催される、オセロの世界選手権に出場したい」というプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦するとします。

ただ……

▶︎僕はオセロの日本一です
▶︎世界選手権に出たいです
▶︎なので旅費が必要です
▶︎でもお金がありません
▶︎助けてください

これでは「目的」がぼんやりしすぎていて、途中で挫折してしまうのが目に見えてます。

そもそも支援したい……とも思えません。

▶︎僕は毎日これだけ勉強して、やっとオセロで日本一になることができました
▶︎世界選手権に出ることで世界のレベルを肌で感じ、その経験を日本に持ち帰ります
▶︎そして日本にもっとオセロを広め、技術の底上げをして若手選手の育成をしたい
▶︎またコミュニケーションツールとしてのオセロを普及させたい
▶︎そのために旅費や渡航費をクラウドファンディングで募りたい

このように「目的」を深掘りし、明確にし、誰が見ても納得できるようにしましょう。

目的がはっきりすることで、どこに向かって進むべきかがわかるのでプロジェクト自体を加速させることにもなります。

SNSからの発信を強化する

クラウドファンディングを成功させるにはSNSからの発信活動が欠かせません。

これはメチャクチャ大事です。

SNSを使いこなせないと、まず無理です。

ということで、実際の募集期間が始める前からコマメにSNSからプロジェクトに関する内容を発信していきましょう。

特にオススメなSNSはフェイスブックです。

個人のページでもいいですし、プロジェクト専用のフェイスブックページを作成してもOK。

なるべく早いタイミングで発信をスタートさせてください。

例えば「半年後にヨーロッパで開催される、オセロの世界選手権に出場したい」というプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦するとします。

●毎日どれくらい練習しているか
●どんな相手と練習しているのか
●オセロの必勝テクニック
●世界選手権に向けての想い
●なぜオセロを始めたのか……

基本的には何でもOKです。

SNSからの発信は「質より量」が、とても大切。

できれば毎日発信しましょう。

「○月○日より、クラウドファンディングに挑戦しますっ!!」

と宣言して、それに合わせて発信していくのがベスト。

背水の陣を敷き、退路を断つことで覚悟が決まります。

またSNSから発信するには「写真」が必要になります。

この写真はクラウドファンディングのプロジェクトページをつくる際にも必要になりますので、一石二鳥。

写真を撮るクセをつけましょう。

また「文章」を書く練習になりますので、これもプロジェクトページをつくる際に役立ちます。

必要経費を出して目標金額を設定する

あなたがクラウドファンディングに挑戦して成功させたいプロジェクトに、どれくらいの費用がかかるのか計算しましょう。

例えば「半年後にヨーロッパで開催される、オセロの世界選手権に出場したい」というプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦するとします。

◾︎渡航費
◾︎宿泊費
◾︎滞在費
◾︎出場費
◾︎リターンにかかる費用
◾︎クラファンサイトへの手数料
◾︎コンサルティング費用

などなど。

費用の一部を募るでも、全額を募るでもOKです。

支援する側から考えると「渡航費と出場費は自己資金で、そのほかの足りない部分について支援ください!」とした方が印象がいいかなぁ……と。

あまりにも金額が高くなってしまった場合は数回に分けてクラウドファンディングに挑戦するのもありかなと。

また一部は銀行から、または親族から借りて……というのも問題ないです。

いざ目標金額が設定されると、いよいよって感じがして気合いが入りますね。

【初心者必見】クラウドファンディングのやり方・始め方3つのポイント まとめ

特に「目的」は超重要。

具体的には……

▶︎プロジェクトをやろうと思った理由
▶︎このプロジェクトで実現したいこと
▶︎実現したその先のビジョンや展望

このあたりをとにかく明確に。

まずはあなたの思いの丈のすべてを書き出してみましょう。

そこから整理して、なるべく簡潔にまとめていきます。

時には口に出して読んでみたりしながら、違和感のあるところなど修正。

淀みなくスラスラと言えるようになるまで練っていきましょう!

繰り返しになりますが、SNSからの発信はクラウドファンディングを成功させるために欠かせません。

プロジェクト期間中は死ぬ気になって毎日発信が基本。

あなたの本気をたくさんの方に伝えてください。

最後に……費用はなるべく細かいところまでイメージして出していきましょう。

クラファンサイトへの手数料と、リターンにかかる費用がとても重要になりますので、脳みそをフル回転させて挑んでください。

あなたのプロジェクトが成功するように全力で応援しております!!


新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。