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クラウドファンディングを成功させるための文章術とは【例文あり】

さて、今回はいままでのクラウドファンディング攻略の中でも神回になる予感。

いつもなら1500〜2000文字で1記事のところを今回は……

2500文字!!

ねっ、すごいでしょ。

深夜の通販番組みたいな雰囲気が流れましたが、忘れてください。笑

とにかく今回はかなり激アツな内容になっています。

タイトル通り「クラウドファンディングを成功させるため」に必要な文章術について赤裸々に語るスペシャルな内容!

中でも非常に重要な概要文の書き方についてピックアップしてみました。

決定的保存版になる予感しかしません(すでに本文は執筆済み)。笑

ということでいつも通り前置きが長くなってしまいましたが……早速いってみましょう!

クラウドファンディングの概要文とは(CAMPFIRE)

ホームページでもなんでもそうですが、クラウドファンディングもトップページが死ぬほど重要。

なんだかんだ、とにかく一番よく見られるのがトップページです。

そのトップページのちょっと下にあるのが「概要文」。

タイトルの次に支援者が目にする文章です。

ということでメチャクチャ重要ことはおわかりいただけるかと。

大手クラウドファンディングサイト・CAMPFIREの概要文を入力する画面には……

あなたのプロジェクトをわかりやすく伝えましょう

とあります。

比較的短い文章であなたのプロジェクトにかける熱過ぎる想いを表現する文章をつくる必要あり。

(ちなみにCAMPFIREの場合は150文字・ReadyForの場合は70文字)

こちらをしっかり読んでもらい、プロジェクトの内容を伝えることができれば、支援へのハードルがグッと下がることをお約束します。

クラウドファンディングの概要文の作り方


◾︎いつ
◾︎どこで
◾︎誰が
◾︎何を
◾︎なぜ
◾︎どのように

このようによくある「5W1H」に沿って構成していくとわりとつくりやすいかな、とは思います。

とはいえ文字数が限られることもあり、馴染みのない初心者の方には難しいところですよね。

そこでオススメしたいのが、概要文は書かないこと。

ん……?書かない??

はい、正確には

あと回しにする

ということになります。

僕みたいな真面目な人間は……

▶︎タイトルを決め
▶︎概要文を決め

と、順序よく空白を埋めていこうとしてしまいがち。

これって実はとっても非効率。

学生時代テストを受けるときに、こんなこと言われませんでしたか?

わからない問題を後回しにしましょう

って。

わからない問題でつまずいて点数を落とすよりは、解けそうな問題から解いていくのが鉄の掟でしたよね。

不思議なもんで解けそうな問題から解いていくと、さっきまでちんぶんかんぶんだった問題が解けたりした経験は誰もがあるのではないでしょうか?

クラウドファンディングの文章術にも同じテクニックが使えます。

クラウドファンディングのプロジェクトページ作り方


10年以上ブログを書き続けて、プロのクラウドファンディングアドバイザーとして活動している僕でもタイトルと概要文を作るのは非常にナーバスになります。

なぜならクラウドファンディングが成功するか否か、の最重要部分だからです。

さきほどのテストでいったら普通の問題が2点の配当だったとしたら……

●タイトルは30点配当
●概要文は20点配当

これくらいの価値があります。

ということでまずは比較的簡単に埋められるプロジェクト本文を埋めていきましょう。

プロジェクトページの作り方・編集方法はこちらの関連記事を参考にしてみてください。

で、プロジェクト本文を作っていくと強調して伝えたいところと、そうでもないところがわかってきます。

その強調して伝えたい内容をところどころピックアップしてつなぎ合わせて文章を作ると、いっちょ前の概要文ができあがる!という算段です。

そのときに使えるのがさきほども紹介した……

◾︎いつ
◾︎どこで
◾︎誰が
◾︎何を
◾︎なぜ
◾︎どのように

順番はバラバラになっても構いませんので、この5W1Hに沿って文章を繋ぎあわせていくと簡単に作れますのでお試しあれ。

例文をみながら概要文の作り方を学ぼう

新潟県内でも屈指の豪雪地帯・南魚沼市。
その中心市街地・六日町駅前に店を構えて97年の老舗大衆食堂「ほんだや」が2018年8月に閉店。
理由は後継者不在。
このままでは駅前商店街の更地化がさらに進んでしまう…。
そんな状況を憂いた有志が食堂を再生させることを決意!
老舗食堂の再生を通し街に元気を取り戻します。

こちらは閉店してしまった食堂を再生するクラウドファンディングに挑戦したときに作った概要文となります。

ちなみにこのクラウドファンディングでは221万円もの支援をいただくことができました。

どんなところがポイントか……イチイチ説明させていただきます。笑

僕が文章を考えるときは、映像を思い浮かべることが多いんですよね

まずはかなり引いた目線の映像からカメラワークはスタートします。

新潟県内でも屈指の豪雪地帯・南魚沼市。
(どこで)

雪の降る田舎の街をドローンで空撮しているようなイメージ。

その中心市街地・六日町駅前に店を構えて97年の老舗大衆食堂「ほんだや」が2018年8月に閉店。
理由は後継者不在。
このままでは駅前商店街の更地化がさらに進んでしまう…。
(いつ・何を)

そこから目線は一気に地上に下りて食堂の前に移動し、人がいないさびれた商店街に移ります。

そんな状況を憂いた有志が食堂を再生させることを決意!
老舗食堂の再生を通し街に元気を取り戻します。
(誰が・なぜ・どのように)

で、そんな商店街のど真ん中に食堂の再生を進めていく人物(ヒーロー)が立っている!という戦隊モノを彷彿とさせるカメラワークイメージしました。

と、このように三回目線が切り替わる三部構成。

この引きの目線と寄りの目線を意識すると文章に奥深さと余韻が生まれます。

150文字という文字数を目一杯に使い、どんなプロジェクトなのかを印象付けるために頭が噴火するほど考え倒した一文。

参考にしてもいいよん。

このときに作ったプロジェクト動画も参考にしてみてください。


クラウドファンディングを成功させるための文章術とは【例文あり】まとめ

ちょっと……というか、かなり難しいところもあったと思いますがご愛嬌。笑

どんな文章もそうですが、内容とかテクニックじゃなくて、心が入っていれば問答無用で伝わります。

こどもが一生懸命書いた作文に、思わず涙してしまうじゃないですか??

おんなじこと。

上っ面を手厚く固めたところで、そんなのすぐに剥がれてしまいます。

血の涙を流し、脳みそを噴火させ、キーボードと無二の親友になれれば文章の神は降りてくる

僕はそう信じています。

さぁ!あとは書くだけです。

僭越ながらアドバイスもさせていただきますので、公式のLINEオフィシャルアカウントに登録ののちにお問い合わせください。

かもーん!!

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新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。