![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16098444/rectangle_large_type_2_22c5008cc0af2988f62695c28c219aaa.jpeg?width=800)
あなたのプロジェクトは大丈夫?こういう文章は絶対に読まれません
ウルフルズを聴きながら、この記事を書いております、ジンボラボ 神保貴雄です。
突然ですが、ラブレターを書いたことはありますか?
僕はそうですね……もらったことはあるけど、書いたことはないかなかぁ。
小学校6年生のときに初めてもらったのを今でも覚えております。
むふふ。
最近いただいたクラウドファンディングの問い合わせについて書いていきます。
テーマは「自分で書いた文章を客観的にみる」。
日記は自分で読み返すだけなので、客観的にみる必要はありません。
ですが、クラウドファンディングのプロジェクト説明文は支援予備軍の人たちに読んでもらって、さらに支援をしてもらうことが目的。
となるとどうしても「客観性」が必要になってきます。
ということで、そのあたりをじっくり解説していきますね!
それではいってみましょう。
プロジェクトへの熱い想い
プロジェクトの説明文の具体的な書き方についてはこちらを参考にしてみてください。
プロジェクトオーナーには「クラウドファンディングを成功させたい!」という熱い気持ちと、クラウドファンディングで「集まった支援を使って成功させたいプロジェクト」への揺るぎない想いが必要です。
例えば『自主映画をつくりたい』というプロジェクトを成功させるために、クラウドファンディングに挑戦するとします。
オーナーは説明文に……
▶︎なぜ自主映画を制作したいのか
▶︎どのような映画をつくりたいのか
▶︎クラウドファンディングで資金調達する理由
などなどをわかりやすく記していくわけですが……やってしまいがちなミスがあります。
熱すぎる想い
いまいちどあなたが書いた文章を読み返して欲しいのですが……
熱い想いがほとばしりすぎて、文章がわかりにくくなってませんか?
これが熱すぎるプロジェクトオーナーの陥りやすいミス。
オーナーはどうしても「プロジェクトを成功させたい!」という気持ちが強くなりすぎがちで、そうなるとどうしても視野が狭くなってしまい、文章の表現も偏ってしまいます。
熱くなると伝わるものも伝わりにくくなっちゃうってこと。
もちろん熱い想いは必要。
むしろどれだけ熱くなれるかで集まる支援の量も変わってきます。
では、どうしたらよいでしょう。
熱いのは最初と最後だけ
ずばり!最初と最後だけ熱い想いを全開に放出させましょう。
どういうことか説明していきますね。
クラウドファンディングサイト、CAMPFIREで説明文をつくっていく場合を例にとります。
説明文のよくある流れがこんな感じ。
▶︎はじめに・ご挨拶
▶︎このプロジェクトで実現したいこと
▶︎プロジェクトをやろうと思った理由
▶︎これまでの活動
▶︎資金の使い道
▶︎リターンについて
▶︎実施スケジュール
▶︎最後に
CAMPFIREだとテンプレ的にこのような項目が推奨されています。
これに沿って考えていくと、最初の「はじめに・ご挨拶」と「最後に」に、あなたの熱すぎる想いを注ぎまくります。
で、ほかの項目についてはできる限り客観的にわかりやすい内容になるように心がけましょう。
これが超重要です。
全部が全部、熱い必要はまったくありません。
繰り返しになりますが、熱くなりすぎると大切な内容が抜けてしまったり、わかりにくい表現になりがち。
特にリターンに関する内容については、細心の注意が必要になってきます。
解決策を考えてみました
一番の解決策は他人に読んでもらうことです。
これがシンプルにして最適解。
使用するクラウドファンディングサイトの担当者の方に相談するのもアリアリです。
餅は餅屋って言いますし、そもそもそれが担当者の方の仕事ですので、遠慮なくガンガン頼りにしましょう。
また友人や家族、知人に読んでもらってダメだしをもらうのもめっちゃ大切。
あなたのクラウドファンディングに支援をしてくれる支援予備軍の人々も、普通の人たちなわけですからね。
その人たちが理解できない、興味をもてない内容ではその時点でアウト!ということ。
で、そこでもらったアドバイスやヒントは「99%」反映させてください。
これが意外とできない人が多くてイヤになっちゃいます。
変なプライドは捨てて、すべてを吸収してみてください。
そこから新しい何かが必ず生まれ、ケミストリーが起きますよ。
あなたのプロジェクトは大丈夫?こういう文章は絶対に読まれません まとめ
最初の挨拶と、最後の締めの文章に全身全霊をかける!
ほかの内容については「鳥の目と虫の目」を駆使して冷静に客観的にわかりやすく!が命です。
これが僕が導きだした答えだっ!
参考にしてみてください。
新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。