【クラウドファンディング】匿名でのチャレンジはデメリットしかないぞ!
お風呂ではまず頭を洗う、ジンボラボの神保貴雄です。
アラフォーのおじさんが「お風呂でどこから洗うか」を公に発表させていただきました(笑)。
今回はクラウドファンディングと「名前」の話。
実は意外と大切なところなので、これからプロジェクトをスタートしたいオーナーさんは必見だよ。
クラウドファンディングを始める際に、プライバシー的なことを考慮して、こんなことに悩むと思うんです。
▶︎実名は出したくないなぁ
▶︎できれば匿名でいきたいなぁ
▶︎顔は出した方がいいのかなぁ
ですよね〜わかります。
そんな不安にズバッ!と答えちゃうよ!
48日間のクラウドファンディングで216名様から221万円の支援をいただいた、プロジェクトの広報をつとめさせていただいた視点から物申します。
動画でもわかりやすく説明させていただきました。
音声だけでも楽しめるコンテンツになっておりますので、移動中などにご視聴ください。
チャンネル登録していただけると、孫の代まで感謝させていただきます。
クラウドファンディングで匿名はメリット?デメリット?
匿名でのクラウドファンディングへのチャレンジですが……
まぁ、まず無理でしょうね。
超絶、厳しいと思います。
クラファンと匿名は「ハブとマングース」くらい相性悪いです(笑)。
こちらの動画でも再三お伝えしていますが、クラウドファンディングで目標達成に必要なのは「信用と信頼」です。
匿名の人に信用と信頼が生まれますかねぇ……。
芸能人の芸名ならともかく、一般人が名前を隠したら誰なのかまったくわかりません。
となると「匿名でクラウドファンディング」に臨むのは、神も恐れる悪手。
死ぬほど調子の悪いとわかっているピッチャーに開幕先発を任せるみたいなもんです。
巨大バズーカの前に裸一貫で立ち向かうようなもの。
僕なら絶対に選ばない選択肢です。
あなたは匿名のプロジェクトオーナーに支援したいと思いますか?
1+1より答えは明確。
これはクラウドファンディングのプロジェクトを運営するということだけではなく、クラファンをスタートしてからもリスクしかありません。
たとえばSNSを使ってプロジェクトを拡散するときにもネックになります。
クラウドファンディングと相性のいいSNSは「Facebook」です。
フェイスブックがほかのSNSと大きく違うところがあるのですが、それがなんだかわかりますか?
もはや当たり前すぎて、それほど意識している人も少ないかもしれません。
はい「実名登録」ということですね。
たまに実名じゃない人もいますが……。
この実名登録というのがフェイスブックの面白いところだと僕は思うんですよね。
個人をアピールするにはまちがいなくメリットだとは思いませんか?
やっぱりどこの誰かがはっきりわかっているプロジェクトを支援したいじゃないですか。
どこの馬の骨ともわからない人と、大切な時間と大切なお金のやりとりはできないと僕は考えます。
フェイスブックの投稿に例えてみると、こういうことになるかな……
▶︎毎日、ためにたる情報を投稿する人
▶︎気が向いたときに、フワッと投稿する人
どちらの情報を信用できるか……。
究極、こういうことなんですよね。
「実名登録」に僕は覚悟を感じるんですよね。
で、そこに責任も生じるわけです。
名前が出ているからこそ投稿する内容を吟味するだろうし、中途半端なことはできない……。
実名登録ではないInstagramやTwitterを否定するつもりはありません。
僕もどちらも楽しんでやってますしね。
ただ、信用と信頼がキーワードとなるクラウドファンディングにおいて「匿名」でのチャレンジは致命的としか言いようがありません。
相性がいいSNSは間違いなくFacebook。
もちろん実名であればInstagramやTwitterでもOKで、フォロワーが多くて自分が得意なSNSをチョイスしましょう。
なにもないなら「名前」を出せ!
匿名でクラファンにチャレンジすることを全否定しているわけではありません。
僕なら「選ばない」選択肢だ!ということです。
匿名でもしっかりとプロジェクトをデザインすることができて、たくさんの方に訴えることができれば支援を集めることができるでしょう。
ただ、僕にはそこまでのデザイン力と経験がありません。
だからこそ「匿名」ではプロジェクトを進めていく自信がない……ということなんです。
デザイン力や経験がないなら「顔を出せ」
顔を出して信用と信頼を勝ち取れ!という単純明快な、作戦です。
あとは出せるものを、最適な順番で出していく作業ですね。
これができるか、できないか……がクラウドファンディングの分かれ道。
【クラウドファンディング】「匿名」だとデメリットしかない理由
名前も出して、顔も出して、想いを出して、すべてを出し切りました。
だからこそ、片田舎のおじさんでも成功したんです。
それがなによりの証拠。
知名度やデザイン力がないのであれば、ないなりにできることを全てやるだけ。
その心意気をたくさんの人に伝えることができれば、成功する道しか残されていませんよ。
クラウドファンディング初心者にとって「名前を出すこと」はマストな要素でございます。
プライバシーなんて気にしてたら、なんにもできませんよ〜。
何かを得るには、何かを失う「覚悟」が必要。
そのあたりを上手く魅せるのも広報の役割のひとつでした。
こちらの記事を参考にしていただき、あなたのプロジェクトを成功に導いてください。
新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。