![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14736085/rectangle_large_type_2_2974df9a05f97b01c5c81fd533da90bc.jpeg?width=800)
All or Nothing方式とAll in方式のメリット&デメリットをプロが徹底解説
メリットと聞くとまずシャンプーが頭に浮かぶ、昭和55年生まれのジンボラボ 神保貴雄です。
クラウドファンディングにチャレンジする際に悩むポイントって数多あるわけですが……
◾︎目標金額いくらにする?
◾︎リターンなににする?
◾︎募集期間どれくらいにする?
などなーど。
そのなかでも結構大切だけど、あんまり理解しているチャレンジャーが少ないのが本日のテーマ。
All or Nothing方式とAll in方式
についてわかりやすく解説していきます。
All-or-Nothing 方式で目標金額を達成した場合、もしくは All-in 方式で支援金が集まった場合、集まった支援総額から17%(弊社手数料12% + 別途決済手数料5%)(+税)を引いた金額がプロジェクトオーナーに支払われます。CAMPFIREより引用
購入型クラウドファンディングの募集方法の種類になります。
こちらを理解せずにクラウドファンディングにチャレンジするのはホイミを覚えずにナジミの塔に行くようなもんです。
あぶないったらありゃしない!!アーラオイシッ!
ということでとっておきのホイミを教えちゃうよー!!
All or Nothing方式のメリット&デメリット
All-or-Nothing 方式とは
目標金額を達成すると資金を受け取れる方式。
あなたが設定した目標金額に1円でも達さないと支援は受け取れない……という、まさに天国or地獄のAll or Nothing方式。
なのでクラウドファンディング中、一瞬たりとも気が抜けません。
背水の陣、ケツに火がついている……とはこのこと。
まさにAll or Nothing!!HiGH&LOW!!
きら星BASEプロジェクトはAll or Nothing方式で臨みました。
いまだに思い出すだけで手に汗を握る。笑
ちなみに目標金額を達成しなかった場合は全額支援者に返金されます。
All or Nothing方式のメリット
●常に緊張感があるので気合が入る
目標金額に達成するまで夜も眠れない試験勝負が続きます。
●支援者が応援したくなる
背水の陣で臨んでいることが伝われば支援せざるを得ません。高額支援もされやすい。
●失敗しても手数料がかからない
ほとんどのサイトがこのような条件にしていると思います(要確認)。
●リターンの義務が発生しない
支援も残らなければリターンの義務も残りません。
All or Nothing方式のデメリット
▶︎失敗すると何も残らないのでリスクが高い
ある程度のPRは期待できるけど、心労を考えるとマイナスか。ストレス耐性が鍵を握る!
All in方式のメリット&デメリット
All-In 方式とは
目標金額を達成しなくても資金を受け取れる方式。
(プロジェクトの実施、およびリターンの履行を確約できる方のみご利用可能です)
僕的にはクラウドファンディングと言えばAll or Nothing方式なんですけど。
あの緊張感がクセになる。笑
でもまぁそこは適材適所。
確実に支援をGETするならAll in方式がおすすめっす。
216万円の支援を集めた100年食堂プロジェクトはAll in方式でした。
こちらはすでにオープンすることが決まっていた食堂の再生費用を募ったクラウドファンディング。
当初は1階のリノベーション費用として目標金額150万円のチャレンジ!
ありがたや、オーバーした分は2階のリノベーション費用に充てました。
自己資金にプラスした資金を集めたい場合にAll in方式は適しています。
All in方式のメリット
●目標金額を達成しなくても支援が受け取れる
安心してみていられるね。
●目標金額を達成していなくても失敗感がさほどでない
鼻息混じりでごまかしましょう。
All or Nothing方式のデメリット
▶︎目標金額を達成しない場合でもリターンの義務が発生する
赤字にならないことをお祈りします。
▶︎背水の陣感、ケツに火がついてる感が出ない
ということで支援者からの支援が集まりづらい。
All or Nothing方式とAll in方式のメリット&デメリットをプロが徹底解説 まとめ
これ一番言いたかったんですけど(笑)業界最王手のReadyForさんはAll or Nothing方式のみとなります。
これ意外と知らない人も多いと思うので頭に入れておきましょうね。
(kibidangoさんもAll or Nothing方式のみです)
それと276万円のクラウドファンディングに成功した【きら星BASEプロジェクトのオーナー伊藤さん】からも追加でこんなメッセージをいただきました。
向かない人:SNSでの友達数が少ない人、SNSをそもそもやっていない人そもそも、この「向かない人」はクラウドファンディングにそもそも向いていないという説もありますが、、All or Nothingだと常に背水の陣なのでストレス耐性弱い人はめちゃオススメしませんw
と、クラウドファンディングに向かない人についても言及いただきました。
がってん!しかないないのでSNSを活用できていないクラファンチャレンジャーは「SNSの強化」に取り組むのが先決です。
貴重なご意見ありがとうございました。
▶︎ギャンブル性の高いAll or Nothing方式
▶︎安心安全のAll in方式
どっちを選ぶのかはあなた次第!!
さぁ!運命の扉を開けるのはいま!
新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。