112万円の支援が集まるまでの道のりをデータで紹介【クラウドファンディングで必要のない時間などない】というお話
さて、今回は先日112万円の支援をいただきまして無事に終了した「十分盃ほどほどプロジェクト」の報告と、プロジェクの支援データを公開するという内容。
今回の十分盃ほどほどプロジェクトでは……
募集期間32日間で
総支援者136名様から
総額1.125.500円の支援
をいただくことができました。
あらためまして、ありがとうございます。
クラウドファンディングサイトCAMPFIREでプロジェクトを進める場合、くわしい支援状況のデータをみることができます。
これがあなどれん!!
今回はそのデータをもとに「どのタイミングでいくらくらい集まったのか」を伝えながら、その時期に何をしたのかをじっくりお伝えします。
それでは早速いってみましょう!
3・4・3の法則
まずはもう一度数字をおさらい。
今回の十分盃ほどほどプロジェクトでは……
募集期間32日間で
総支援者136名様から
総額1.125.500円の支援
をいただくことができました。
そこからデータを弾き出してみると次のようなことがわかりました。
▶︎スタートから3日 317.000円(29%)
▶︎4日目からラスト4日前まで 454.500円(40%)
▶︎ラスト3日間 325.000円(33%)
きれいに「3:4:3」になりました。
この支援の集まり方のイメージはめっちゃ大事ですね
スタートダッシュが上手くいかなかれば、この「3」の結果は得られません。
同じように「中だるみ」時期に諦めてしまえば、この「4」の結果を得られません。
そして、最後の追い込みができなければ「3」を見逃すことになります。
プロジェクトを進めていく上で、このデータは死ぬほど参考になるはず。
自分がいまどのあたりにいるのかを理解することは次の施策を打つ際に大切な情報になるからです。
学生時代のテストと同じですよね。
学年全体のどのあたりにいるかわからないと頑張れないじゃないですか?
それを知って絶望するケースもありますが。笑
「3・4・3」はとても重要な目安になりますので、頭に入れておきましょう。
中だるみでもめげない
この時期はマジで焦りました。
だってうんともすんとも言わないんですもの。
この期間にやるべきことはいくつかあります。
今回のプロジェクトでも「リターンを追加する」という作戦に出ました。
が、これもイマイチ。
恐ろしいくらいの「凪」状態。
ただ、ここでめげている暇はありません。
この時期をどう考え、どう動くかで勝負が決まると言っても過言ではありません。
この時期は「ラストスパートへの助走期」として、その準備に全力を尽くしましょう。
華麗なるラストスパートを決めるために
今回のプロジェクトもラスト3日間で、支援金の30%(325.000円)が集まりました。
これはさきほどの中だるみのタイミングで腐らずにコツコツと活動してきたからこその結果だと思います。
オーナーさんが、がんばりまりました。
ご自分のお店にチラシを置いたり、出られる会合にはすべて顔を出し、ラジオにも出演し、最後には新潟県副知事にまで面会に行ったり。
僕は僕でとにかく毎日SNSからの発信につとめました。
これを僕は「中だるみ期は伏線を張る期間」と考えています。
ラストスパートの時に回収するための「伏線」を張り巡らせる期間だと割り切ってしまえば、モチベーションを保つことができると思いませんか?
これたすべての伏線を最後の3日間で回収!!というシナリオ。
ラストスパートでは何をすべきか
ここまできたら「俎板の上の鯉」状態。
ジタバタしてもしかたありません、思いっきりジタバタしましょう!!
SNSからガンガン発信してください。
それしかありませんので。
CAMPFIREの中の人もそうアドバイスしてくれました。
さきほどのお話で言いますと、伏線を張り巡らすのはもちろんなのですが、いかにスマートに回収できるかも重要です。
折角なら張り巡らせた伏線のすべてを効率的にすべて回収しましょう。
そのために何ができるか……どう発信したらいいのかを死ぬほど考える。
そんななか「支援の方法がわからない」という問い合わせをいくつがいただき、支援方法を解説した動画を支援終了日にも関わらず制作したりもしました。
あとFacebookのライブ配信なんかもしましたね。
効果があったかは謎ですが。笑
この結果がラストの30%を実現したんだと考えています。
112万円の支援が集まるまでの道のりをデータで紹介【クラウドファンディングで必要のない時間などない】というお話 まとめ
今回の経験で、なんだかんだ「中だるみ」の期間にどれだけ動けるか?
これが超重要だなぁ……と感じました。
スタートとラストスパートで集めるのはそんなに難しくはありません。
スタートダッシュは家族や友人など極々近い支援者さんが「カンパ」として、支援をしてくれるからです。
そこで調子に乗ると中だるみの期間に痛い目に合う。
ラストスパートも中だるみ期間にしっかりと伏線を張ることができれば、それを回収するだけなので、そこまで難しくはないかと。
となると鍵を握るのは中だるみ期間。
ここでポキッ!と折れてしまうか、粘り強く作戦を練り込めるかが、運命の分かれ道!
クラウドファンディングの期間中に必要のない時間などないことを今回のプロジェクトを通して感じました。
最後の最後まで腐らず立ち向かいましょう!!
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新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。