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ポルトガルへ行った話。⑴出発

2018/11/18 17:40

先週末、ポルトガルへ行ってきました。ポルトガル。ポルト3日間、リスボン2日間の旅。

2ヶ月ほど前に誘ってもらって、決まったこの旅行。ずっと楽しみにしていた。誘って貰うまで、ポルトガルという国について考えた事がなかったし、何も知らなかった。けれど、なぜか"ポルトガルに行かない?"と誘われた時に直感的に行きたい!と強く感じて、惹きつけられていた。

ヨーロッパといえどもアフリカ大陸に近く、私にとって未知で辺境の地であったポルトガル。世界を飛び回っている"グローバル・フッカル"な友達が多い私でも、ポルトに行ったことがあるという子は知らなかった。

ポルトガルの歴史、それから国民的詩人のフェルナンド・ペソアの詩集をちょっぴり、つまみ食いして、服を丁寧にボストンバックに詰めて。
ポルトガルのイメージに近い、マニキュアを塗って。準備は万端。

初めてのケルン・ボン空港。は〜旅が始まるのか。わくわく。

清潔感のある美しさがケルンボン空港にはあった。アイロンをかけたてのパリッとした月曜日のサラリーマンのワイシャツのような。ガラスばりの空港に眩い朝日が降り注いでいた。

人が少なく、待つことなく手荷物審査を終え
ゲートを通過。予想外に早く手続きが終り、搭乗まで一時間ほど時間はあったので二人でブランチを取ることにした。

朝の空港で出発前に食べる朝ごはん、大好物。
熱々で香ばしいコーヒーとクロワッサンをかじりながら、心地よい会話。
これから始まる旅にドキドキした。

機体に直接乗り込む搭乗が初めてだった私が
"大統領か首相気分!!!"とはしゃぐ姿をみて友人は笑った。

私たちの席は離れていたので、機内では一人だった。くっきりとまるでアニメで描かれるような雲。一つ一つの建物が明瞭に見える風景を

眠る事なく楽しんだ。
飛行機が好きだ。インターネットが遮断されているから無になれる。ノートに感じた事を書いたり、本を読んだり。

私の隣に座っていたドイツ人女性の寝顔がママにそっくりすぎて、驚く。本当に似ていた。写真を撮ってママに送りたかったくらい。

書き残しておきたいことが沢山。一生忘れたくない旅。
細かく分けて綴っていこうかな。


(続く)

Minami

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