デンマークへ旅した話。(3)初めてのコペンハーゲン
2019/9/7 01:45
早朝。コペンハーゲン空港に、到着。
着いた瞬間、デンマークも外国なはずなのに家に帰ってきたような安堵感に包まれる。
マタケにも会えて笑みがこぼれる。まだ人が多くない朝の空港で、朝ごはんを食べた。ロシアで二日間経験した対応があったからこそ、店員さんの優しい対応、笑顔一つ一つが身にしみる。
マタケのアパートでシャワーを浴びさせてもらった後、早速コペンハーゲン散策をスタート。フードマーケット。
アートピースのように美しいオープンサンウィッチ(スマボロ)を食べながら、会っていなかった間の出来事をキャッチアップする。
カフェで、本場ののヒュッゲを堪能。見つめあっておしゃべりする恋人達。コーヒーを丁寧に飲みながら、近況報告する友達同士。いくらテクノロジーが発達して、オンラインのコミュニーケーションが増えたとしてもこうやって顔をみて話す事には永遠に勝らない。そう私は信じてる。どんなに忙しくても、どんなに短い時間でも大切な人とのおしゃべりする時間だけは守る。
ボタニカルガーデン。せわしない日々の中で鈍っている感覚が瑞々しく冴えてくる。あり得ないくらいのどしゃぶりは、借りぐらしのアリエッティの雨のシーンを想起させた。
夕食は、Blue Taccoというメキシカン・レストランで取ることになった。(Taco Bellかと思ったけれど"Blue"Taccoです。)今まで食べたメキシカンの中でもずば抜けて美味しかった!!!!
マタケの同僚のニルスも合流。彼は日本に留学していたこともあって日本語も流暢に話すことが出来た。マタケの職場での活躍ぶりを、語るニルス。それを親心で聞く私。
マタケのすごいところは大胆なことを(新卒で海外移住しちゃうところとか、特に笑)しなやかに実行するところ。大変そうにみせない軽やかさと穏やかさ。マタケをみていると"頑張る"ということ以上に"心地よく楽しむ"ことのほうが重要なんだと再確認させられる。沢山葛藤して、多くの悩みと日々戦っているだろうけれどそれも受け入て"自分が好きな世界に身を置く勇気"が本当にかっこいい。尊敬です。
就活をワクワク活動と名付け、"未来は明るい"を合言葉に励まし合い、奮闘した日々がもう懐かしい。 二人とも進路選択において、王道ではない道を選択してきたからこそヒヤヒヤしたり、泣いたりしたことも多かったけれどやっぱりそうやって、覚悟をもって自分を貫いたからこそ得ることが出来た"最上級の今"があるね。妥協しなくてよかったね。
そのあとにLULUというこじんまりとしてバーに立ち寄ってハイボールを一杯。アルコールにスイッチを押されたように、眠気が抑えきれなくなってしまったので、早めにおひらきにしてもらった。
気づけば丸二日間まともに眠っていなかった。マタケによるとアパートに到着後、私は文字通り"秒で"眠ったらしい。そりゃそうか。(笑)
1日目のお話は、これでおしまい。
(続く)
Minami
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