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【ドラマ感想】イカゲーム

今、ランキング上位になっている「イカゲーム」
こういう残虐なものは私は好きじゃないので、普段なら観ないのだけれど、
「刑務所のルールブック」を観た流れで、パクヘスが出てるなら観てみようか、と見始めたら止まらないところが、すごい。
「好き、嫌い」と「面白い」は別ものなんだなと実感。
好きになれなくても、目が離せなくなってしまうものなんだなあと。

1話55分ずつで、全部で9話、と他の韓国ドラマに比べてスピード感の面で、圧倒的に見やすい。

主人公ギフンを演じるイ・ジョンジェのどうしようもないクズっぷりの演技力。
娘の誕生日プレゼントでも買いなさいと母親から渡されたお金を競馬に注ぎ込み血眼になっている姿。一方で、お金がなくなってしまい、それでも娘の誕生日に何か用意しなければと必死でクレーンゲームをする憎めない一面。どうしようもないクズだけれど、人情味のある彼。
ギフンの幼馴染にパクヘス。こちらは冷静沈着で頭脳でゲームを勝ち進んでいくが、だんだん狂気じみてくる演技にやはり目を奪われる。
韓国の昔ながらの遊びは日本と色々と共通していて、日本ではノスタルジーを感じるし、海外では何だか独特な空気感に見えるんじゃないだろうか。
「だるまさんが転んだ」は、韓国では何と言っているんだろう。
これは日本国内でも地域によって言う言葉が違う。夫の育った地域は「ぼんさんが屁をこいた」と言うらしく、それを娘に教えていてやめてくれ、と思ったことがある。「屁」て。

シーズン2があるのか、ないのか、特別出演で出てきた俳優が豪華すぎて(個人的に)見ながら思わず「ひゃっ」と喜びの声をあげてしまう。
シーズン2がないのだとしたら、豪華俳優の無駄遣いでは…と思ってしまうほどに。
彼らが出てるなら、シーズン2も見てしまうだろう。
彼らが一体何者なのか、そこの謎がまだ明かされていない。


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