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【読書の思い出】かみさまからのおくりもの

下の記事で触れた「かみさまからのおくりもの」について

「かみさまからのおくりもの」ひぐちみちこ・作 こぐま社

あかちゃんがうまれるとき
かみさまはひとりひとりの
あかちゃんに おくりものを くださいます

この絵本は娘が小さい時に出会い、
本人もお気に入りで
繰り返し読んであげた本です。

ほっぺの赤いあかちゃんには「よくわらう」
大きい赤ちゃんには「ちからもち」
泣いている赤ちゃんには「歌が好き」
よく動く赤ちゃんには「よく食べる」
すやすや寝ている赤ちゃんには「優しい」

天使がそれぞれ運んできてくれます。

よく笑う赤ちゃんは明るい子に育ち、
ちからもちの赤ちゃんは元気な子に
歌が好きな赤ちゃんは声の綺麗な子に
よく食べる赤ちゃんは丈夫な子に
優しい赤ちゃんは心の優しい子に

うちの子はよく泣く、
うちの子はずっと寝ている、
うちの子はずっと動いている…

赤ちゃんの頃は、
特に一人目の時には
自分の子を他の子と比べては心配しがちでした。

この本に出会ったのは二人めの時でしたが、

ああ、それぞれ、みんな神様からのおくりものなんだな、
と納得できました。
どんな特性も、
みんながそれぞれ、神様からもらった大切なおくりものなのだと。

娘の通っていた幼稚園はカトリック系の幼稚園で
そこで紹介してもらった本でした。
私は信者ではないのですが、
子どものそれぞれの特性はみんな、神様からもらった
おくりものなんだ、と思うことができました。

ゆっくりしていてもいい。
泣いていてもいい。
じっとしていなくてもいい。
人よりたくさん食べていてもいい。
いつも笑っていてもいい。

これを読みながら、娘にも
「あなたはひょうきんをもらったのねー」
と話したら、意味も分からず
「うん、ひょうきんをもらったのー」と
答えてくれたものです。

今でも時々読み返す、
大切な本の一つです。

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