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【ドラマ感想】サンガプ屋台

チャンネルを次から次へと替えるように、
次は何を観ようかと、
探してみる。
たまには日本映画でも観ようかと思って
数分観てみるものの、
結局落ち着くのは、
韓国ドラマ。
やっぱり今私の気分を上げてくれるのは、
韓国ドラマのようだ。

今回の「サンガプ屋台」は
私には共感どころは少なく、
胸が締め付けられる!
涙が止まらない!
ということはなかった。
けれど、観て良かった〜と思う点が
3つある。
3つあれば十分に観る理由になる。

何はともなれ、まずはあらすじ

500年前。巫女の娘、ウォルジュは人の夢に入っては
人々の悩みを解決していた。
その評判を聞いた王妃は、息子がこのところ
病に臥せっている理由を明かしてほしいとウォルジュに頼む。
ウォルジュによって無事、世子は病から回復するが、
これをきっかけに二人は恋に落ちる。
しかし、それは身分違いの許されない恋…

王妃の反対に遭い、
そして、ウォルジュの母親が何者かによって
殺害される。
絶望したウォルジュは人々が崇めていた神木で首を
つり、自ら命を絶つ。

時は流れ、現代。
ウォルジュは神木を汚した罪を償うために
人々の悩みや恨みを夢の中で晴らす、という
仕事を屋台をやりながら、請け負っていた。
目標は10万人。

サンガプ酒というお酒を飲ませると、
その人の夢の中に入ることができる。

夢、という深層心理の中へ入りこみ、
その人が持っている悩み、恨みを晴らしてあげる。

10万人達成まであと10人。

悩みを持つ人が、サンガプ屋台を訪れる。

韓国料理が食べたくなる

舞台が屋台ということもあり、
ドラマには次から次へと
美味しそうな韓国料理が出てくる。

おなじみのトッポギ。
タコ炒め。
チーズ入り卵焼き。
そうめん。
餃子。

韓国へ行ったことはないが、
韓国料理は大好き。
辛そうな韓国料理と
美味しそうにキラキラと光るサンガプ酒。

思わず焼酎を飲みたくなってしまう。

SKYキャッスルの教授チェ・ウォニョン

SKYキャッスルで真面目で誠実な
神経外科教授を演じていたチェ・ウォニョンさん
今回は屋台を一年前から手伝っている
元・あの世刑事のクィ班長。
気さくで優しく、
ウォルジュを助けてくれるクィ班長。
終盤で
SKYキャッスルネタを披露してくれて、
思わずおぉ!と喜んでしまった。

SKYキャッスルのサントラを流しながらの
「先生…」のコントは思わずニヤニヤしてしまう

存在自体が優しいガンべ

物語にはガンべという青年が出てくる。
演じるのはトッケビで代々トッケビを世話している
家系の跡取りを演じていた、ユク・ソンジェ。
ガンべはスーパーのお客様相談室で働いている。
彼にはある特殊な能力があった。
それは彼が触れるだけで、人が自分の心に隠している秘密や
悩みを打ち明けたがってしまうこと。
その能力のせいで彼は、幼い頃から周りにきみ悪がられていたため、
今は人に触れるのを極力避けていた。

その能力を買われて、サンガプ屋台で働くことになるのだが、
ガンべ青年、幼い頃に両親を亡くし、
施設で育ち、人に避けられて育ってきたにも
関わらず、芯から優しい。

人を心配し、心から人を愛し、敬う。

それをまた可愛い笑顔で演じているのだ。

最終的に彼とウォルジュ、クィ班長の切なる願いを込めた
夢がなんとも泣かせてくれるのだが…

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ウェブ漫画が原作ということもあってか、
軽いタッチと
コメディ要素、
若干、納得できないところもあるが、
それはそれとして楽しめた。




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