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さなぴーの「P」はプロデューサーのP

一晩経っても興奮冷めやらない。
映画っていつ話が持ち上がったのかなあ。
いや今年の初めから「真田は個人仕事で不在です」言うこと多かったじゃん。だけどなかなかその「個人仕事」が発表されないから、もしかして立ち消えになったのかな、と思っていた。まだ業界もコロナ引きずって厳しいのかなって。

でもここまで発表されないのって、もしかしたら「映画」じゃない?って。私の中のポジティブ野郎が期待でずっと騒めいてた。「映画」も「演者」だけじゃなくて「制作側」に近いんじゃないかって。
そんなヤキモキしていた矢先、真田くん本人から「年末までには発表できたら」発言である。立ち消えてなかった。

で、誕生日に晴れてBIG NEWSの発表だよ。

まだまだ謎に包まれた「30s」だけど、気になるポイントはちょいちょいある。

まず「30s」公式ツイッターのヘッダーが月の画像だけど、それ見たら「明け方の若者たち」を思い浮かべるし、「30歳をテーマに描く男女の群像劇」「同世代のキャスト・スタッフが集い制作した」と聞けばそれ「佐々木、イン、マイマイン」じゃんと思っちゃう。

まあ、っぽい、のかな。

「十年後の夢と一緒に置いておけばいいんだよ」

公開された画像には「ギター」が。バンド要素もあるのかな~ナニソレ楽しみ。もちろん主題歌も手掛けてくれちゃってるよね。だって何でもできちゃう真田くんだから。

30歳にして、「プロデューサー」の肩書まで手にしちゃったよ。

自主制作映画は若手監督の登竜門。
これを経て商業映画の世界へと進出しちゃったりなんかしちゃったりして。
いやまだ監督しているとは限らなかった。
でも、たぶん、私は、「原案」「プロデューサー」だけでなくて、シナリオ、役者、監督全部やっていると踏んでいるのだ。その上もちろん、楽曲も担当しているって。

ずっと思っていることだが、映画って、監督が自分の創りたい作品をそのまま撮れるとは限らない。映画にはたくさんの人が関わるし、まず企画があって、監督する人と台本書く人が必要で、カメラマン、役者、小道具、ロケハン、もう数えきれないくらいの役割があって多くの人が関わって、何よりお金が必要。企画実現のためにクラウドファンディングで資金を賄う人もたくさん居るだろう。ひとが多ければそれだけ意見も多くなる。自分の撮りたいものを自分の希望の通りに撮るには、本来ならなかなか険しい道が待っていると思う。
真田くんは経費を抑えているだろうけれど、もしかしたら自己資金で全て賄っているのではないだろうか。その分自分の自由にできる部分も大きい。

映画ってたった2時間~3時間(もっと短いものもあるけど)なのである。そのたった2時間のために相当の資金と労力を使って独自の世界観を構築する贅沢な娯楽だ。

そのたった2時間がひとの人生観を変えるほどの影響力を持つから、ひとは映画に夢中になる。溺れる。

真田くんは、どんな映画を作るのだろう。
30才という年齢でしか表せない、この年で出来得る最高のものを生み出してくれるのだろうな。

また一つ楽しみが増えました。