レポート:ママさん広報のためのランチタイム交流会

先日「ママさん広報のためのランチタイム交流会」に参加しました。この回はサンクチュアリ出版の広報の方が発起人となり、子育てによる定時退社などで夜開催が多い外部セミナーに参加できない方向けの情報交換を目的とした場です。ランチ食べながら、子連れでもOKで都内会議室を借りてカジュアルに開催されます。

シェアリング1:ドラッカー様のタイムマネジメントの学び

事前告知の段階で指定された書籍に対し、自分なりに得た学びや次のアクションに活かせると思ったことをシェアします。
前回に続きドラッカーの「経営者の条件」から抜粋した今回は、時間の使い方に対するドラッカーの考え方についてがテーマ。広報部門は経営層を含む他部署との調整が多く発生し、コントロールのきかない時間が多く存在します。Rejouiの規模では、広報専属は立てずに私ともう1名でコーポレートメッセージの作成からインナーコミュニケーションまで全て行いますが、大企業では広報部門の中でも役割ごとに分担しているケースが多いです。経営層と一言でいっても、役員ごとに考え方が異なっていてその調整、調整のための調整など、間に入る人間関係が複雑なほど時間は奪われていきます。
その中で自分が改善をドライブする上で大切なのは、「何を捨てることで何取り入れるか?」を決め、時間の使い方をマネジメントするための"自己診断"からだと私は考えます。
これは忙しい育児においても全く同じで、働くお母さんの夜6:00-22:00が忙殺されることは、自分が結婚すらしてない時代の先輩ママによって実証されています。このわかりきった構造をあえて踏襲する必要はなく、自分が何に時間をとられるのか?を把握し、その必要性から精査することが大切です。
「やらなくていいこと」でいっぱいいっぱいになるなんてもったいないですし、とにかく捨てて捨てて捨てまくる。そのための自己診断が第一歩です。

シェアリング2:最近おもしろいことあった?

シェアリングの次のお題は、最近見たおもしろい情報。「あの企業のマーケティングうまいな!」や「あの業界の裏側はこんな感じらしいよ!」といった雑談から始まるシェアリングです。これぞ、夜の飲み会に参加できないママが一番得られないもの、この会の醍醐味です。
今回グループで話題になったのは、シリアルアントレプレナーの光本勇介さんやホリエモンが参画して話題になった幻冬舎の「価格自由」。kindleは0円、出版本は300円程度で配布され、読んだ後に納得した人がお金を払う仕組みで最終的に短期間で大きな売り上げを作りました。
私は当事者の光本さんのファンだったので本を実際に読み、課金した1人です。仕掛けも面白いですが、支払った側として本当に不思議なのが「本にお金を払うことを特別なことのように感じた」ことです。
なんだかプレミアムな体験をしたような、自分には物事を見る目があるのではないかという錯覚もありました。本にお金を出すのはこれまでもずっと普通のことだったのに。その当たり前の行動を「プレミアム」にしたことが、このマーケティングのうまさです。

お金を払うことで、相手を支援している充足感も、読む前とあとでは実感値が異なります。実際に、本屋さんでは体験できない感情だったのでとても興味深かったです。

アクションプランを発表する

この広報ママ会の良いところは、ここまでナレッジシェアリングと雑談が中心で、「うんうん、勉強になるー!」というところから、今度は自分自身にその情報を落とし込み、次回までにどういったアウトプットに変えるか?まで考えることができる点です。
今回いろんな人と話したことをもとに、自分がステップアップするには何をしたらいいか?それを考え、周りに話し、次回は結果を報告します。

私は、「インプットのためのアウトプット」として自分が発信者としてnoteを書くことを伝えました。テーマは、Rejouiのビジネスや自分が学ぼうと思っていたことについて。

早速、タイトルをストックしていますが、「人に理解してもらう」を前提にすると、日記とは違い責任が伴うのでとても心理ハードルが高い。とはいえ、誤った情報は伝えられないので、適当にはできません。
そんなわけで、頭の片隅に「note書かなきゃ…」が常にある毎日を過ごしています。がんばります。

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