白鷺の公園にいた白鷺
普段いる河内長野から見て、北北西にあるのが堺市東区。かつてこの辺りは堺市でも南河内エリア(南河内郡)に属していたそうです。今日たまたま近くに立ち寄る予定があったので、東区にある白鷺公園に行ってきました。
白鷺公園自体は野球場や運動場もある総合公園でですが、それとは別に但馬池を中心にした水路が張り巡らされています。
そしてそこにはがハナショウブが、100種1万株植えられているとか。ということは、今年のハナショウブのピーク時に再訪しないといけませんね。
公園内の水路からの風景。周辺は団地が多いので、近所の人が多く来ていました。ちなみに公園の西側には河内長野と堺を結んだ西高野街道が通じています。
河内長野の池でも干上がっているところがありましたが、白鷺公園の但馬池もどうやらそのようですね。これは季節上の問題なんでしょう。
ちなみに白鷺公園の「白鷺」について調べてみました。最寄り駅が白鷺駅で、地名に由来を発見。それは次の通りで、そのまま引用します。
昭和40年頃に団地が造成されましたが、それまでこの辺りは、田ばかりで、高野線の電車に乗ると、青々とした田に白鷺が舞い降りて美しい風景でしたから白鷺団地と名づけられました。
今は団地に囲まれた公園ですが、昔は田んぼに白鷺が舞い下りてきたからその名前を付けたという素晴らしいネーミングですね。
と思っていたら、池に白鷺が居ました。他の水鳥「ヒドリガモ」は、河内長野にあるの池でも良く見かけて泳いでいます。
でも河内長野の池は少し距離があります。こちらは至近距離、より身近で見られるのが良いですね。
こちらにも鷺の姿が見られました。
ヒドリガモも良いですが、鷺のほうが大きくて立派。
あと、黒っぽい水鳥の姿も見られました。
さて気になるものがもうひとつ。公園を突き抜けるように白っぽいいコンクリートの帯が見えました。
近づいていくと、こんな感じです。ここは柵で厳重に立ち入りが制限されていました。
この帯は先に進むとどんどんと高くなっていきます。結論を言えば、これは中百舌鳥駅から南海高野線と分離して泉北ニュータウンに向かう、泉北高速が地下から地上に上がってくる際の、トンネルの一部でした。
トンネルを出るところがこちらです。本当は電車が出入りする瞬間を取ればよかったのですが、タイミングが悪かったようで。
ちょうど夕暮れどき。夕日を借景に線路が泉北ニュータウン方向に続いていました。
鷺や鴨を楽しめる公園ですが、裏の目的として百舌鳥川の水量を調整する役目を果たしているそうで、水害を防ぐ効果もあるようです。
昔からこの地にいて美しい姿を見せていた白鷺。改めてみるとやっぱり美しいですね。
白鷺公園
住所:堺市東区白鷺町1丁1181-1
料金:無料
アクセス:白鷺駅より徒歩2分
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