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河内長野(奥河内)

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2024年1月の記事一覧

冬仕事 見学回る 酒蔵で 楽しみ試飲 旨味味わい  

「歴史の説明は初めての人もいるから当然だな。よし終わったぞ、ふむ、そうだった。最初は外で…

参拝を 済ませ見上げる 冬のそら 疑問胸にし 果樹園見て

果樹園畑が広がる集落の中にある小さな神社に参拝に来たのは、今月からこの地に来た若者だった…

石碑見て 歴史を思う 睦月かな 決断の時 字より連想 

スーパーに入ると等身大の鬼がいる。節分が近いんだとすぐに思った。鬼といってもスーパーの鬼…

路地奥に 逃げて見つけた 冬水場 ギリのところで どんでん返し

「よし、どこか隠れるところはないか」後ろを振り返ったが追ってはこない。もう少しのところで…

無意識に 冬マラソンで 渡る橋 記録諦め 谷でも見るか

時計を見る。その瞬間少しうなだれた。どうやら今年は目標は果たせないとわかったから。 地元…

朝のバス 一番乗りを 目指す冬 気付き焦せった 時計の一枚

目を開けて時計を見た。朝5時になろうとしている。早く寝たがどうも眠りが浅い。理由は分かっ…

一月に 山奥で見た 寺眺め 由来想像 知的遊びか 

新年早々の恒例の神事が行われている。山の奥にある小さな集落にあった。普段は人気の少ない神社の境内が、この日だけは多くの人が来てとてもにぎわっている。初詣以上に賑わう神事には、地元の人の他にも多くの見学者がいた。だが、その中のひとりの男は、それとは違うものを見つけたのだ。 「黄色い幟はなんだろう?」偶然に空を見上げた時、ちらりと見えた黄色い幟が見える。境内は山に張り付くようにあるので、境内の横は上り坂になっていた。その方向に見える幟を目指してみる。 「こんなところに寺が!」

冬の午後 トイレの前に 石碑見て 意味をわかりて 歴史に思い

トイレに行きたくなった。冬空を散歩している時のことだ。この日は曇っていたが、それほど寒く…

雪化粧 降りた下界で ハンバーグ 昭和名残 アーケード見て

「雪化粧、やっぱり頂上はすごいな」下界に降りてきて今登った山を見つめて一言つぶやいた。朝…

サークルの 町を歩いた 冬の空 見上げ聞こえる ドローンの音

営業活動のためにある町に訪問した。住宅地だが町が個性的な形をしているという。「公園が中心…

難地名 氷点下に 悩みつつ 晴れ空の元 歩き学ぶ

さすがにわからなかった。地名で普通の読み方とは違う漢字の場所。それでも多くの地名はなんと…

粉雪が 降りし里山 季節感 会員制と 思う豊かさ

「へえ、ここに」友達に誘われて山の上の住宅地に来ている。ここはバブルのころには億単位で売…

宵宮の 夜に子どもが はしゃぐ夜 えびすの神は 商い上手し

「こんなに多くの人が」うわさには聞いていたが、本当に多くの人が夜の神社に集結している。普…

初詣 道を挟んだ お堂見て 地蔵観音 静かに安置

「ねえ、あれなに?」今年の初もうでの帰り、ちょうど神社の鳥居をくぐったところで、今年の春から小学生になる娘が指をさした。指のほうを見て驚く。なぜならば毎年のように初もうでに来ている神社なのに、今まで気づかなかっからだ。そこには道を挟んだところに小さなお堂のようなものが見える。「なんだろうね。行って見よう」そう言って小走りな娘とともに、道路を渡った。 「これはけっこう年季がありそうな建物だ」お堂前に来て建物を眺めてみる。神社にいたほかの初もうで客はだれもお堂のことを気にせず帰