マガジンのカバー画像

富田林

344
南河内の富田林市の情報を格納します。
運営しているクリエイター

#短歌

久しぶり 場所を変えて 打つ花火 遠いところで 静かに眺め

あれから夏の風物詩だった花火が打ちあがらなくなった。きっかけは例の感染症が蔓延するという…

暑くても 週の末に 楽しさが 近くの祭 交互で遊び

今日も暑い。暑いが辛抱すればいずれ涼しくなる。そう考えたら不思議だ。四季というものは、周…

街道に 鎮座地蔵の 姿みて ふたつ並んで なごみの夏に

本格的な夏が到来した。天気が良いとなかなか歩けない。だが今日は歩いた。田園が広がる地域に…

先駆けで 夢破れし 先輩の 慰霊弔う 令和の世にて

関係ある人物が起こした事件から160年の月日が流れていた。もちろん当時をリアルに知っている…

畑中 大ビニールの 中を見て 熱帯の草 ただ圧巻に

バス停から川を渡った。畑に向かってあるく。振り返れば山が見える。300メートルに満たない低…

町家中 紛れ洋館 違和はなく 歴史建築 マニアも歓喜

まさかと思った。今日来ているのは日本の町家が多くて観光名所になっている場所。古い木造和風…

駅前で 聞こえ水音 覗く先 水門見つけ 暗渠気にし

駅前はお世辞にも賑やかとは言えない。昭和時代の繁華街の名残のような静けさだ。時代がそうだから仕方がない。ただ街を歩く者にとっては、レトロとノスタルジーさを感じる散歩は心地よいのだ。 このとき耳を疑った。どこからともなく音が聞こえる。最初はシャッター街が続くから、シャッターの揺れる音かと思った。だが違う。シャッターが揺れる音ではなく、これは水の音だ。ではなぜ水の音が? 空を見ても青空が広がっているし、水場などが見当たらない。空耳だと思った。ところがその直後に、視線が道路の横か

石碑にて 遠い名所 記しつつ その石碑にも 価値を感じて

意外なところに飛鳥時代の名残があると聞いて降りた駅。次のバスの発車まで少し時間があったの…

細胞も 喜ぶランチ 食らうとき 雨混じりでも 楽しくなるか

駅前で最近始まった教室に来ていた。今日は雨混じりの梅雨空だが、個性的な先生から習ったワー…

蓮の花 愛でるためには 早起きを 朝露の粒 映えにも良しと

平日は眠い目をこすって通勤電車に乗り込むから、休日は昼間で寝ることが多い。だが今日は違う…

展示物 増えたと聞いて 再訪し じっくり眺め 夏のアートに

なんとなくだまし討ちにあったような気がした。それは博物館の展示である。すでに展覧会を堪能…

公園の 新たな遊具 楽しんで 横の椅子にも 楽しい遊び

散歩をしていると、気になるものを見つけた。以前はなかったものである。古くからある公園に新…

気になりし 小さな丘を 眺めつつ 何と想像 世界広がり 

散歩道には気になって仕方がないものがあった。簡単に登れそうな丘がある。あるが、柵でおおわ…

千本目 毎日書くは 暇人か たとえそうでも 役立つ記事を

近所の公園を散歩する。気が付いたら1000本も書いてしまった。もともとは月に10本がノルマである。だが、他所からの移住組だからなのだろうか?そんなペースではとても情報を紹介しきれないと思った。外から見たらそんなに話題がないような田舎に見える町かもしれない。だが中に入り込めば1日2本も足りないくらいの情報量があるのだ。 散歩道の先にあるのは青色に染まるアジサイである。アジサイをじっくり見ながら考えた。アジサイは酸性の強い土壌では青色になる傾向があるという。そういえば、以前別の