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短歌

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南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
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2024年3月の記事一覧

ゴルフ横 春の散歩は 頭中 歴史のことも 山のみぞ知る

ゴルフ場が見える。1月に今年やることとして決めた、10個のうちの内のひとつだ。だがゴルフの…

春晴れに 生まれモールに 人流れ 隣りカフェで 旨し珈琲

久しぶりに晴れた。前の日は春雷の雷鳴が室内にいながら恐怖を覚えたものだが、そんなことをす…

春休み 商店街の 古民家が リノベで変る テラス風景

春休み早々驚いた。数年前には取り壊し直前だった築100年近くの古民家が、本当によみがえった…

桜待ち 先に点灯 傘ライト 雨上がりには 幻想世界

例年ならもう桜が咲き、山がピンクに染まってもおかしくない時期なのに、まだつぼみの状態が続…

春雨で 急ぎ入るは 寿司ランチ 早く食べられ 味も抜群 

お昼になったて外に出たらどんよりした曇り空。ここ連日の雨模様だ。季節の変わり目なのだろう…

春休み 少し前にて 学び事 実生活で 役立つことに 

今日から春休みが始まった。しばらく寝坊できる。さて友達とどこに遊びに行こうか?と考えてい…

春雨に 魂の絵を 見る土曜 古民家リノベ 道半ばかな 

土曜日は朝からずっと春雨である。「濡れてまいろう」と言えるような霧のような小雨では無い。本格的に降っている。仕方なく傘を用意した。 こんな悪天候でも外出したのは、気になる絵をみのがきっかけである。それはかつて日本旅館だった古民家をリノベーションし、完成した楽しい様子を描いたイラストを目の当たりにしたときだ。瞬時に魂が揺さぶられた気がした。そして優しさと楽しさを感じたからである。 バスに乗り山道を上がっていく。そして有名な山寺のすぐ手前にある古民家はまだ完成には程遠い。それで

花壇みえ 明るく感じる 春日和 イベント予告 週末かな

何気なく風景を見ていたら視線にカラフルなものが見えた。「花壇?」公園の花壇に新しい花が植…

菜花見る 翌月からの 休み前 再開の時 じっくり待ちて

春らしい一面の菜の花畑の前に来た。青空と一面に広がる黄色い花とはなんとカラフルだ。SNSに…

新店に 試しに入る 春の午後 旨いコーヒー 居心地の良さ

晴れた春の午後、道の駅の野菜直売所で今週分の野菜を購入した帰り道である。いつものように外…

春風に 誘われ向う 空き地園 ベンチの前で 足マッサージ

春風に誘われるように外に出た。快晴とはいかないが晴れ間もあり、緩やかなそよ風が心地よい。…

天仰ぐ 白いボディは 青空へ ハクモクレンの 道を歩きて

駅に向かう途中、今日は雲ひとつないなと思い空を見る。本当にこの日は雲一つない晴天だ。青空…

朧月 拡大鏡に 見えるもの 超硬素材 知らぬ知識に

朧月?と思わず口走ってしまった。拡大鏡である素材をモニターを通して見ているのに、月なわけ…

春散歩 疲れ腰掛け 緑地にて 石の並びが 合わせ鏡か 

春の散歩が心地よい。天気も良く気温も上がっている。これは上着も途中で脱ぐほどの日差しだ。もう夏を思わせる暑さを感じていたが、途中で雲が広がってきたようである。 「休憩しよう」そう思って休憩する場所を探すが、ここは古い町並みが続く場所だった。古民家を利用したカフェくらいしか休憩できそうなところがない。 「カフェか、うーん、お金かかるし」と思っていたら、意外なところに小さな公園を発見した。 「こんなところに?」名前は緑地と言うだけあって芝生のようなものに覆われている。歴史を感じ