マガジンのカバー画像

短歌

632
南河内や奥河内などの風景を眺めながら短歌を詠ったものを集めました。個人的には俳句・川柳の5.7.5より、短歌の5.7.5.7.7の方が好きです。
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

木の実みて このまま数を 数えかけ 慌て税理士 紅葉見上げ 

ある税理士はこの日は休日を取ることにした。年が明ければ確定申告で忙しくなる。特に今年はイ…

師走前 和教会に 気が付いて クリスマスも いつもに変えて     

今日はこちらの記事を公開しました。富田林の寺内町近くには和風建築のキリスト教会があるとい…

師走前 取水塔を 眺めつつ あっという間に 三年のこと

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野のため池、寺ヶ池に取水塔がある理由についての紹…

休みの日 気の身ゲームも 呼び出され リアルイルミは こころ輝き

今日は休みだから着の身着のままの格好でゲームをしている。自宅だからとパジャマのままだ。そ…

冬前に 目指す山奥 県境 パワースポット 静かに鎮座

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野の滝畑から南下した先にある和歌山県境蔵王峠に行…

エモねぶた 想像だけの 存在に リアル登山は 苦しい秋か

まもなく廃止路線になるバスの終点は県境の峠である。そしてバスを降りて山を登るのだ。初めて…

山里に 今も残りし 歴史跡 末裔伝え 楠公のこと

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野の加賀田にはかつて楠木正成が幼少時代に兵法を習ったとされる大江時親邸跡があるという内容。 大江氏は平安時代から鎌倉時代にかけて歴史に登場する家柄で、その末裔には戦国武将の毛利氏がいます。あくまで伝承なので真実はわかりませんが、そのような伝承が河内長野の山里に残っていること自体がとても素晴らしいように思いました。 山里に 今も残りし 歴史跡 末裔伝え 楠公のこと (やまざとに いまものこりし れきしあと まつえいつたえ なんこうのこ

詩と暮らす 何があるのか 内面に 冬のイベント 感性で見て

詩と暮らす。それは夢なのかもしれない。詩と暮らすとは何だろう。詩を職業にしている詩人のこ…

秋空に 歩く隙間の 散歩道 知らぬ場所に 意外な気付き

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野の観光ルートから外れた栄町を石川沿いに歩いたと…

秋散歩 数え歌を 歌いつつ 強すぎる歌詞 迷って終わり

今日は天気が良いから散歩しよう。どうせ散歩するならわかりやすいのが良いと古い街道を一駅分…

秋の日に 場所が移転 郵便の 便利の良さと わかりやすさか

今日はこちらの記事を公開しました。河内長野にある千代田台郵便局が11月から場所が移転したの…

猿田彦 面をかぶって 天狗とな 秋祭りから 謎を解きつつ

今日はこちらの記事を公開しました。秋祭りでは古事記や日本書紀にも登場する猿田彦(さるたひ…

自治体の 最南端に 向かう秋 修験の場も 車で近く

今日はこちらの記事を公開しました。山の中にある河内長野最南端付近、実は道路があって車を使…

秋空に 四六時中 耐え続け 和菓子を前に 訓告してと

「この時だけだ」ストレスのたまってい男は仕事が終わったので、スーパーにいた。ひとり暮らしの男の仕事は外での肉体労働。 ヘトヘトになっての帰りに、スーパーで好きなものを買う時がいちばん気分がいい。今日も綺麗な紅葉とさわやかな秋空が広がっていた現場だというのに、上司からいろいろな訓告を受けてしまいストレスが溜まっていた。だからストレス発散になりそうなものを探す。 「四六時中あんなこと大声で、ったく。訓告が生きがいなのかよ!」心の中で愚痴りながら、あるものに目が留まった。 「和菓