“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (46)
“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (46)
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お前たちと同様、お前たちのこの野性的で情熱的な叫びとの遠い親族関係についての考えだった。
醜い。
そうだそれは充分醜い。
しかしもしお前たちが十分人間的で有れば、最初の時代の夜からずっと離れたお前たちが気付くことができた、自分たちの中にもその騒音のひどい率直さに反応する微かな残滓がある事を認めるだろう。
そうじゃないか?
人間の心は全ての事が可能だ。
何故なら全ての将来と同様全ての過去も全ての事はその中に有るからだ。
結局そこには何が有ったのか?
喜び、恐れ、悲しみ、情熱、勇気、怒り、誰が言う事ができるだろうか。
しかし真実は時間のマントを剥ぎ取られた真実なのだ。
愚かな者は息を呑み、震えさせておけ。
その男は知っていて、瞬きもせず見続ける事ができる。
しかし彼は少なくともその沿岸にいるこれらの人々と同様であるはずだ。
彼は彼自身の本当の資質、彼自身の生まれつきの強さでその事実と出逢ったに違いない。
原則は通用しない。
取得したもの、衣服、最初の好意的な握手で吹っ飛んでしまうような可愛らしいみすぼらしい服装。
いや、お前たちは意図的な信念を望んでいる。
このひどい列の中に俺に訴えるものがあるだろうか?
充分ある、俺には聞こえる、俺は認める、しかしこんな声もある、
善かれ悪しかれ私の言葉は沈黙させられることはない。
勿論、愚か者は、まったくの恐怖と素晴らしい感情を持っていても、常に安全だ。
あの唸り声をあげているのは誰だ?
俺が上陸して吠えたり踊ったりしなかったのを 不思議に思うだろうか?
そうだなあ、いいや、そうはしなかった。
素晴らしい感情だ、と言うのか?
そんなもの絞首刑にされてしまえ!
時間が無かっただけだ。
俺は漏れた蒸気パイプに包帯をする為の鉛白や毛布の切れ端を集めなければならなかったのだ。
俺はそう言うよ。