“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (45)
“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (45)
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我々は暗黒の心臓の中へ深く、深く突入して言った。
そこはとても静かだった。
夜には、時々太鼓の音が木々のカーテンの後ろで河をかけ上がり、俺たちのはるか頭上の空中に浮かんでいるように、夜が明けるまで微かに鳴り続けた。
それが戦いを意味しているのか平和を意味しているのか、はたまた祈りなのかは分からなかった。
夜明けは冷たい静けさの降下により到着を告げられ、
木こりたちは眠り(当時の蒸気船は石炭が無くなった場合周囲の木を切って燃やしていた)、その火は消えそうになり、小枝を折る音で目を覚ます。
俺たちは先史時代の地球、未知の惑星の様相を帯びた地球の放浪者だった。
俺たちは呪われた遺産を手に入れた最初の人間であり、深い苦悩と過度の労苦を払って征服されたのだと思い込むこともできただろう。
しかし、我々が曲がり角で苦労している時、急な、動きの無い、壁が急に現れ、重い動きの無い葉っぱの下で、尖った草ぶきの屋根、叫び声、黒い四肢の渦、体を揺らして、足を踏み鳴らして手を叩いている大勢の人々が目をグルグル回しているのが突然あるのだった。
蒸気船はゆっくりと黒い理解不能な熱狂の中を進んで行った。
先史時代の男は我々を呪っているのか、我々に祈りをささげているのか、歓迎しているのか、誰にもわからない。
我々は我々の周囲の理解から切り離され、不思議に思い、密かに驚きながら、亡霊のように滑り通り過ぎて行った。
まるで正気の人が精神病院で熱狂的な発作を前にしている様に。
我々は余りに遠かったので、もう過ぎ去ってしまった、最初の時代の夜の中を旅していたので、理解できなかったし、記憶にもその兆しさえほとんど残さなかった。」
「大地は不気味だった。
我々は征服された怪物の手を縛られた形に慣れっこになっているが、そこでは奇怪で自由な物事を見る事ができた。
それは不気味だった。
そして人々は・・・。
いや人々は非人間的ではなかった。
そうだな、いいか、それは最悪な事だが、彼らが非人間的ではないという疑惑が。
それはゆっくりと湧いてくるんだ。
彼らは、吠え、跳び、回転し、恐ろしい顔をする。
しかし。お前たちを怖がらせるそのことは、単に彼らの人間性についての考え方にすぎなかったのだ。