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#29. 今から始める!暑さに負けない体づくり(2024年5月号)

ヨガ通信の発行が始まって3年目。
5月に夏バテ予防のテーマを書くのは初めてです。

とはいえ暦の上では立夏を迎え、今年は秋田でさえ、すでに暑さを感じますよね。暑さに負けない身体は基礎からじっくり整えておく必要があります。日頃のちょっとした工夫でOK。夏も好きなことを思い切り楽しめる体を、一緒に整え準備しましょう!


夏バテ予備軍チェック

□ 寝不足がつづいている
□ 汗をかく習慣がない
□ 入浴はシャワーで済ませることが多い
□ 普段飲むのは冷たい飲み物ばかりだ
□ いつもスマホやPCで目を酷使している
□ 栄養バランスが偏っていると思う
□ 夏は一日の大半を冷房が効いた部屋で過ごす
□ エアコンの設定温度は25度以下だ

いかがでしたか?3つ以上当てはまる方は、この夏、夏バテに注意が必要です。

なぜ夏バテになるの?

夏バテといえば、暑さで体力や食欲が落ち、いつも通りにパワーが出なかったりぐったりした状態のこと。

特に近年は気候変動によって、体がまだ暑さに慣れていない5月や6月に猛暑になることも多いほか、暑い屋外と冷房がよく効いた屋内との気温差が激しいことや、

交感神経優位のライフスタイルなど、誰もが夏バテになりやすい環境に暮らしていると言えます。

特に注意したいのは「生活習慣の乱れ」と「冷え」

上のチェックリストも、この2つに関わるものをピックアップしています。

例えば、寝不足で日頃十分な休息を取れていない体が、夏の暑さに上手に対応できないのは想像がつきますよね。まずは最近目覚めたときに「よく寝たな〜」と感じられているかを目安に、日々の睡眠の質と量が十分かどうかをチェックしてみてください。

また、十分寝ているつもりなのに疲れが取れない、休んだ気がしない…という方は、交感神経が優位になり、ずっと活動モードになっているサインです。スクリーンタイム(スマホやPC、テレビを見る時間)を減らしてみたり、1日の中で気持ちが安らぎほっとひと息つける瞬間を作ってみましょう。

今から初めて損なし!夏バテ予防

朝の5分散歩

夜ぐっすり眠れていないという方は、まずはこの習慣を。

一歩一歩と足を前に踏み出す繰り返しの動きは「リズム運動」と呼ばれ、5分以上続けることで幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます

安心や幸福感、やる気を感じさせるセロトニンは、夜にはメラトニンという睡眠ホルモンに変換され、自然な入眠を助けてくれます

セロトニン分泌のためには、疲れず心地良いと感じる程度であることがポイントなので、散歩の時間は5分〜長くて30分以内にとどめておくとgood。

朝の通勤も、歩く時間を心地よく楽しんでみてください♪

夏も積極的に「温活」を

冷房が効いた部屋に長時間いたり、いつも冷たい飲み物を飲む方は「冷え」に注意。

手や足先だけでなく、二の腕や太もも、お尻の表面が触ったときにひやっと冷たい場合は体が内側から冷えているサインです。

日中はカーディガンやブランケット、寝る時は腹巻きなどで体を冷えから守りましょう。

そんなの暑くて鬱陶しい!という方は味噌汁や温かいスープなどで冷えを防ぐのも◯。特に野菜や肉を入れた具沢山の味噌汁はビタミンやタンパク質、塩分も取れる夏バテ予防の強い味方です。

よく噛んで食べる

温活と合わせて意識したいのが、よく噛んで食べること。

夏に冷たい飲み物・食べ物を摂りすぎてしまうと、冷房で外から体を冷やすのに加え、体の内側からも冷やしてしまい、内臓の働きが落ちてしまいます。よく噛んで食べることで消化力を助けましょう

実は咀嚼は歩くのと同じ「リズム運動」。しっかり噛んで食事を味わうことは幸せホルモンの分泌にも一役買ってくれるんです。普段スマホやテレビを見たり、考え事をしながら食べている方は、ひと息おいてマインドフルに食べる時間を楽しんでみてもいいですね。

いかがでしたか?これらを日常生活に取り入れるだけで、ゆるやかに自律神経の働きが改善され、心と体の土台が整ってきます。

ご自身の生活に取り入れやすいものから、楽しく継続してみてくださいね!


今月のちょこっとコラム

4月、劇場版名探偵コナンの新作を観に行きました!

なんと今作は地元函館が舞台。去年、劇場で観たときの次回予告で、皆さんもよく知る函館山からの夜景が登場して思わず「え!?」と声を上げてから、今作の公開を心待ちにしていました…!!

ここも!あそこも!見慣れた函館の景色がかなり忠実に、美しく再現されていて、コナン好きにはたまらないストーリー展開。

人生で初めて映画のパンフレットも購入しました。近々もう一度観に行きます!


今月も最後まで読んでくださりありがとうございます。来月号もお楽しみに🍀

へばな〜!

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