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#2.ヨガと免疫力の関係(2022年2月号)

1日の多くの時間を屋内で過ごし、運動量や社会的なかかわりが減ることで引き起こされる “健康二次災害”。新しい生活様式でも健康を維持するためには、何ができるでしょうか?

家にこもりがちになると…?

1日の活動量が減り、筋力が低下
→肥満や生活習慣病が悪化

不安やストレス、緊張状態がつづく
→自律神経失調症やうつ病などのリスク増加

また、高齢の方は筋力低下による転倒・骨折、認知機能の低下が「要介護」「寝たきり」のリスクにつながります。


ヨガが免疫力にもたらす3つの効果

(1)リラックス効果

ヨガのポーズや深い呼吸は、自律神経を整え、免疫システムを含む体の基本的なはたらきを安定させます。また過度なストレスを緩和することで、心と体を守る本来の力を発揮できます。

(2)筋力アップ

筋肉は、体内で熱を生み出す重要な役割をもちます。平熱が36.0℃以下なら、ヨガで筋力アップを目指しましょう。平熱が36.6前後ある人は、定期的な運動で筋力の維持を目指して。

(3)免疫細胞の活性化

背骨を刺激するヨガのポーズは、骨髄で作られる免疫細胞を活性化する効果が。また、ポーズで凝り固まった部分がほぐれ、血液・酸素など体の巡りが良くなることも、体のはたらきを高める効果の一つです。


自宅でできるヨガポーズ

ここからは、自宅で実践できる手軽なヨガのポーズと呼吸法を紹介します。継続は力なり!ぜひできるものから一つずつ取り組んでみて下さい!

朝目覚めたときに!背骨を刺激する【キャット&カウ】

四つ這いで、吐く息で背中を丸める、吸って胸を開くを繰り返す。

夜寝る前におすすめ【腹式呼吸】

楽な姿勢でお腹に手をあて、ゆったり「吸う」と「吐く」を繰り返します。吸う息でお腹がやさしく膨らみ、吐く息でしぼんでいく感覚を楽しみましょう。

筋力アップの王道!【スクワット】

ちょっとキツイ…!くらいの回数を、1日3セット取り組んでみましょう。


今月のちょこっとコラム

金曜日、久しぶりの青空でちょっと歩きたい気分に。

スウェーデン留学で"friluftsliv(フリルフスリフ)"という文化に出会いました。身近な自然を目で楽しみ、風を感じ、自然の中で生きること。スウェーデンではクロスカントリーで出勤することもあるほど、日常的に自然を楽しみます。久しぶりに太陽の明るさを感じながら、秋田流friluftslivを楽しみました。


今月も最後まで読んでくださりありがとうございます!
次回のヨガ通信もお楽しみに!

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