件の「密フェス」について少し

今まで見聞きした情報を元に、あくまで個人の感想として書いてみます。

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8月29日に愛知県常滑市で開催された野外音楽フェス
「NAMIMONOGATARI 2021」
酒類の提供、過度の密、マスク不使用などなど、悪い意味で話題になってしまいました。

運営はもちろんのこと、謝罪した参加ミュージシャンにもブーメランが飛んで炎上していますね。

これに対し愛知県及び常滑市は激怒しているとか。
そりゃそうですよね。
このコロナ禍の日本で、こんなことが行われていたなんて、私も映像を見て目を疑いました。

その前、8月に行われた「FUJI ROCK FESTIVAL '21」も批判を受けています。
そして開催以降の新潟県で、感染者数が増えたという事実…

そんな中、千葉県では「SUPERSONIC 2021」が来週開催予定です。
大阪公演は中止になりましたが、千葉県に関しては、自粛要請をされていますが開催の方向で準備が進められているようです。

不安にならないわけがありません。

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フェスが好きな人にとって、自分のせいでフェスが非難されることはどうしても避けたいでしょう。
だから、たとええ感染してもひた隠しにするのではないかと思います。

しかしそれは、間違った判断です。

感染したら、感染しているのなら、速やかに運営や保健所に連絡して、これ以上の感染、重症化人数を増やさないこと考えて欲しいです。

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「NAMIMONOGATARI 2021」を受けての打首獄門同好会のツイートです。

この業界を本当の意味で守るためには「感染防止と経済活動の両立」という困難な課題を避けては通れません。
ただその困難に挑む事には一定のリスクも懸念される以上、業界外からの「信頼」も得ないと行動できません。

その信頼を地道に築いてきたのがこの一年半。

そして信頼が崩れた結果が今です。

— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) September 7, 2021

今回の密フェスによる感染拡大は、業界内外からの信用を失墜させました。
これは由々しき事態です。

今後コロナが収束したとしても、公的施設も民間企業ですら簡単に施設を貸してくれなくなる可能性があるからです。

フェスだけではなく、他のお祭りやキャラクターイベントなども同様、活動場所が借りられず活動が制限されたら、関係者の生活を脅かしたり、業界の衰退を招きかねません。

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音楽フェスに参加していたミュージシャンは
「政府は分かってない！制限するな！」
という趣旨を声高に叫んでいたと聞きます。

私からしてみれば、「分かってないのはあんた達だ！」といいたいです。

打首獄門同好会のツイートにもあるように、業界と業界以外の人達との信頼は、崩れ去りました。

それくらい重いことだと思います。

「コロナは風邪」とか「ワクチンは毒」とかいっている人がいます。
その内容の真偽は、私には分かりません。

ただ、これだけは言いたいです。

もしコロナにかかったら、ツライ思いをするのはあなただけではありません。
家族、周りの友人知人、医療を提供する医療従事者、そして参加したイベント関係者にも迷惑がかかるのです。

そこを理解した上で、節度ある行動を取っていただきたいと思います。

＜終わり＞