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弱音は吐きたくても元々吐く場所は無い


ちょっと最近ストレス溜め気味なのか、弱気になっているのか分からないのですが、不安定な気持ちが1,2週間続いています。

そこで、ふと。
「話を聞いてほしい」と思って話を聞いてもらったりしたものの、アドバイスされたり、「そんなこと言うなよ」と言われたりして、もう弱音を言える場所が無いんだなと思ったんです。


学生時代と社会人


学生の頃は仕事をしているわけでもないし、弱音を吐いたとしても「あの子大変なのかな…」「暗いよね」と言われて終わるものでした。

場合によってはイジメられる可能性がありますが、確実にいじめられるとも言えません。学生は浮き沈みしていようと比較的社会人よりは楽だと思います。

でも、仕事をしているとそうはいきません。
評価の対象にもなるし、精神的に色々問題がある人と仕事をするのは、それこそ精神的に振り回される可能性があるので仕事も任せたくなくなります。

それこそ職場内や知り合いに陰口をたたかれる可能性もあり、結局腹を割って話できる人なんてほとんどいません。


ネガティブな感情をどうしたらいいのか?


ストレスが溜まったり、精神的に負担な物事を終えた後など、気持ち的にネガティブになってしまうことはよくあることです。

それが行き過ぎると鬱とかになるのかもしれませんが、身近にある普通のことです。

ネガティブな時人に話を聞いてもらえて、しかも「うんうん」とじっくり聞いてくれるならそういう人に聞いてもらって楽になるかもしれません。

ただ、そんな風に聞いてくれる余裕のある人は今まででもおばあちゃんくらいなものでした。

親や友達、仕事仲間は理解は早いし、理解してくれるかもしれませんが、そんな話に付き合っている暇はきっと無いのです。

それくらい普段の生活の中で時間は貴重であり、他人のネガティブな感情にまで付き合う暇はありません。

ネガティブな感情の話は相手にもネガティブな感情の疑似体験をさせる物でもあるし、快く聞いていられる人なんてのは存在しないに等しいです。


人の嬉しい話に共感するのと同じく、悲しい話も苦痛な話も共感してしまいます。
だからネガティブな話は他人にするべきでは無いのかもしれません。


そしてそのネガティブな話を聞いてくれた人にも「こんなことばっかり言って、こいつは大丈夫なんだろうか?」「信用できるのか?」と思われてしまうかもしれません。

頼りないイメージを話した相手に持たれてしまうので、そんなことをしているくらいなら、
自分で嫌な気持ちもネガティブで意気地無い自分のことも消化してしまわないと、ずっと頼り無い人というマイナスなイメージを持たれてしまうことになるでしょう。


ネガティブは口に出さないのが正解かも


ネガティブなことを話すると、当然聞いている方も不安になるので、最初から言わない方が良いと思います。

ネガティブなことを人に相談するにしても、不安な気持ちは置いといて、事実を相談したり問題解決するだけです。

嫌な感情を喋って楽になれるなら「こんなことが有って嫌な気持ちだったんだよね」と言えばいいかもしれませんが「それは嫌だったよね」と共感してくれる人ばかりではありません。

「ちゃんと話を聞いてくれない、分かってくれない、こんなに辛かったのに誰も理解しないなんて!」

もうそうなったら、自分の殻に閉じこもって、もう他人に心を開くこともしたくないと思ってしまうでしょう。


ネガティブな気持ちになったら、話を聞いてもらうよりも自分で飲み込んで、消化してしまった方が、そのネガティブから得られる教訓みたいなものが栄養のように吸収してしまえる気がします。

誰かに分かってもらって理解されようと思うよりも、自分で解決してしまう方が早いとも思います。


あとは単純に嫌なことの度に吐き出してすっきりしてしまったら、そこから得られるはずの反省もなくなってしまうのだと思います。

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