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令和6年度能登半島地震に被災して

はじめに

今回、私自身が石川県内灘町へ帰省していて被災し、被災する側の経験をしました。その上で、今必要なのは被災地外部からの支援だと感じ、未だ救助を待っておられる方に必要な支援が届くように願ってこのnoteを書きます。

空路での救援の必要性

1月1日の地震発生以降、状況は刻々と変化しています。震源地に近い石川県珠洲市と石川県輪島市の一部地域は崖崩れ等で孤立しており、全く現地の情報が入手できません。孤立している地域では、電気・水道・物資が不足しており、道路が通行できず、電話も携帯電話も通じない状態です。私の母が孤立していると報道されている輪島市町野町の出身で、親戚がいるのですが、情報が掴めずに心を痛めています。住民は高齢者が大半で、古い家屋が並ぶ町です。きっと建物の倒壊が多いはず。しかも、崖崩れで重機が立ち入れない状態でしょう。空路での自衛隊など災害救助支援が必要です。Xでは一部地域での自衛隊による救助の様子が発信されていますが、町野町の様子はまだ発信されていません。他にも支援を待つ孤立した地域があるはずです。もっと多くの地域に素早く救助が派遣されますように心から祈るとともに、救助してくださる方に心から感謝します。

尚、輪島市役所からの情報によると、住民の誰がどの避難所にいるかの把握もできていない地域が、まだあるとのことでした。石川県内は今日ずっと雨が降り続いており、倒壊した家屋に取り残されている方、水・電気・通信手段のない避難所で待つ方へ一刻も早く支援が届きますように。(注意:市役所へ直接連絡せずに、下記の県庁HP等を参照ください)

しかし、空路の支援は私たち個人ではなかなかできないこと。自分にできることは以下のことではないかと思っています。

県外から個人で支援できること

義援金

令和6年能登半島地震に関する情報(石川県庁のHP)では、「被災地を支援したい方へ」というページが準備中です。お気持ちのある方は是非、検討をお願いします。また、私は日本財団の災害復興支援特別基金へ今日寄付をしました。
※個人からのボランティアと支援物資は、まだ受付けていない状態です。(1/4現在) 個人で問合せをすると、支援業務が滞ることがあるため、HPでの受付け開始を待ちましょう。

県内にいる方への情報提供

被災地にいると、トイレもままなりませんので、目の前の生活することで精一杯となり、冷静な情報収集ができません。なので、被災地域に友人や親戚がいる方は、是非直接、「正確な」情報を送ってあげてください。上記の県庁HPでは、安否不明者のリストが出ていますし、こちらのNHKの災害関連情報ページには生活するための有益な情報がたくさん載っていました。3日から、地元民が無料で入浴できる情報などは「入浴支援」に掲載されています。また、石川県内では、医師の処方箋がなくても薬が買えるようになったりするようです。

細かく情報を探すことが難しい被災者の生活。これは便利かも、と思う情報が、知人のフィルターを通ってから送られるのは嬉しいものです。是非、被災者の代わりに情報を探す時間を作ってみてください。

これはまだ良い方。本当にひどい箇所は辛くて撮影できませんでした

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