13日目 水かけ祭りでホンモノの無礼講を知る
旅の目的の一つ、水かけ祭りことソンクラーンの日がやってきた!これはタイのお正月にあたり、あちこちで無礼講の水かけ合戦が繰り広げられるとか。
暑いからじゃんじゃんかけてくれ!と、水着を着て参戦。
2016年4月13日(水)
朝腹痛で起きた。しばし苦しむ。
復活してのんびりカオサンロード方面へ向かったところ、すでにお祭りムード。出店いっぱいで活気がみなぎっている。そこら中の人が水鉄砲を携えている…!!
最初に突入したのはカオサンロードの一個北の通り。「思ったほど人多くないね〜」などと言いながら、その辺の人々と呑気にかわいらしく水の掛け合いをしていた。
そこから暗い細道を通り、カオサンロードに出た途端びっくり。
ディスコ音楽が鳴り響き、アゲアゲで人々が盛り上がっている!
大人気ないおじいさんから、私らの小さな銃では太刀打ちできない強烈水鉄砲をくらう!
子供も大人も大はしゃぎ、ボロボロになってみんな笑っている!!
ああ、涼しい〜!!
一息いれてビールを飲んだら、さらにハッピーになってしまった。コンタクトが飛ぶかと思う勢いで水を力一杯ぶっかけられているのにな。
通りがかりに顔に白い粉を塗られるし、停車したバスの外から中に容赦なく放水するし、振り向きざまにブッシャーやし、ただの通行人に桶で頭からぶっかけるし、無礼講ってこういうことなのかと知る。日本社会で見てきた無礼講の控えめさに、なんだか胸がキュンとするほどだ。
帰りのバスの中で滝のようなホース砲くらったのも良い思い出。あれ、コレ修行かな?という感じ。皆様貴重品は守っていきましょう。
ところでバスのおっちゃんの持ち物の箱に拳銃が置いてあったので調べたら、タイでは登録制で持てるらしい。へえ!
クッタクタ、でも心底面白かった。
◯わっちゃん心の俳句
ソンクラン これが本当の 無礼講
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