ありがとう以上の言葉で感謝の気持ちを伝えたい。

大人な言い回しができる女性は素敵だ。

今日、２人の女性の言葉にときめいた。

１人目は大家さん。

２年住んだ賃貸を解約するための葉書を出していたのだが、届いたか不安になり仲介業者に電話番号を聞いて連絡をした。

日割り家賃や鍵の返却方法について確認したあと、

「残り数日、お世話になります。よろしくお願いします。」と挨拶をした私に、

「ご丁寧にお電話いただきありがとうございます。」「長く住んでくださりありがとうございます。」と言葉を続けた大家さん。

離れていく人にも気持ちよく声かけができる大家さんの言葉を聞き、

この部屋を出るときはピカピカに磨いて出よう、と決めた。

２人目はアパレルショップの店員さん。

大事に着ていたニットに穴が空き、お直しをお願いしていた。

店員さんが工場にお願いしたところ、見積もりが¥11,000だったため、メーカーにも問い合わせてくださり、最終的に無料でお直ししてくださいました。

菓子折りを持って引き取りに伺った際、こちらがお礼を言う立場なのに、

「ニットを直す際は工場よりメーカーに問い合わせた方が良いという理由もわかり、こちらも勉強になりました。ありがとうございます。」

なんて粋な感謝の仕方なの・・・！

こちらが申し訳なさそうにしていたことに気づき、そんな風に気が利いたありがとう返しができる店員さんに感動した。

印象に残るありがとうの伝え方

①何かしてあげた側であっても、ありがとうの言葉をもらったら、さらに上をいくありがとうで返す。

今回の２例はどちらも、このパターンでした。
お礼を言ってくれる相手に対して、気づいたことや自分が学んだことなど伝えて感謝を返す。これが言語化できてすらすら伝えられる人は大人だな〜。

②過程を褒める

丁寧なmailをありがとうございます。こんなに○○していただけたのは初めてです、など。

③毎日してくれていることに対して、改めてお礼を言う。

これは職場や家庭円満の秘訣なのではないか、と思います。毎日細かいことに気づいて動いてくれている人がいたら、『いつもありがとう』と伝える。
気づいてくれていたことが嬉しい、と思うはず。

④ありがとう以外の言葉掛け

ありがとうがマンネリ化したときに使う言葉としては
『優しいね』『助かりました』『感動しました！』『○○さんのおかげです』などがあります。
目上の人に対しては『なんとお礼を申し上げて良いか…』も嬉しいフレーズです。

ありがとう、以上に相手の心に響くありがとう、を伝えられるようになると、お互いにとって気持ちの良いやり取りができるはず。

私も、意識して使ってみよう。