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【まとめ】最近気になったニュース テック系 3/1

新しいもの好きな僕が、最近のテクノロジー系、ビジネス系のニュース記事をご紹介しています。2週間ほど間が空いてしまったのでテック系に絞ります。

鹿島建設が工事現場に四足歩行ロボット「Spot」を正式導入

ソフトバンク傘下のボストンダイナミクス社製のSpotは中型犬サイズ、四足歩行で階段や斜面、足場が比較的よくないところでも迅速に移動できる歩行性能の良さが特徴。建設・工事現場での安全確認や工程管理などでの活用が期待されているとのこと。1年ほど前から実証実験を繰り返し、遠隔操作と自律移動をテストして、計器点検などで有用と判断されたとのこと。

いいニュース!


Wikipedia自動更新AIをMITが開発

Wikipediaは膨大な知識の宝庫になっていますが、更新が止まってしまっている記事も大量にあり、AIが自動的にインターネットから新しい情報を拾ってきて更新できるものを開発したとのこと。生成される文書は少しぎこちなさが残るレベルとのことですが、全く更新されないよりはいいですよね。いつから本格運用されるのか気になります。


セブンイレブン NFC type A/B対応

以前の記事でVISA Paywaveの話をしましたが、欧州やアメリカで普及しているタッチ決済機能付きクレジットカードにセブンが対応するとのこと。

ユーザー視点ではSuicaと同じような使い勝手ですが、技術的にはNFC type A/Bという別の規格が使われます。また、クレジットカードを店員に渡す必要がないので、セキュリティ的にもよくなります。

ソフトバンク傘下のWCPと日本通運がローカル5Gを使ったスマート物流の実証実験

ローカル5GとLiDARのセンサーなどを用いてトラックの積載状況をリアルタイムに可視化し、より柔軟で効率的な物流を実現しようという試み。いろんな技術を組み合わせていて、かなり高度ですが、数年のうちに当たり前になるのでしょうね。

ソフトバンクが開発したローカル5G「おでかけ5G」(高い通信品質のサービスを局地的に提供できる可搬型5G設備)のネットワークを活用して、レーザー照射に対する散乱光を測定し、対象物までの距離や物体の構造を確認できる光学リモートセンシング技術の一つである「LiDAR(レーザースキャナー)」によるトラックの積載状況の可視化や加速度センサーなどによる荷室への積み込み判定と、IoT機器向けのLTE規格であるCat. M1(カテゴリーエムワン)などを活用した、荷物の温度状態および積載重量を確認する実証実験も行った。


慶應大学とソフトバンク ローカル5G 実証実験

こちらも似たような事例ですが、大学構内のバス停、駐車場における混雑状況の可視化、歩行者向けナビゲーションなどのユースケースを想定しているそうです。


シャープとソニー 5Gスマホ発表 戦略の違い

両者とも5Gに対応し、カメラ機能を強化、それに合わせてメモリやディスプレイもレベルアップさせています。ただし、5Gに関してはミリ波という高周波数帯の規格も含まれるが、両社とも一般消費者向けモデルにおいては見送っており、法人向けの端末のみ対応とのこと。5Gスタート時にカバー範囲の小さいミリ波のアンテナを用意できているところは少ないと思うので、これに関しては2年後とかに期待ですかね。

面白いなと思ったのはシャープの方は超広角カメラを8K対応にし、広い領域で8K動画を撮っておけば後で編集で寄りの映像を作れるという考え方にしているところ。データの贅沢な使い方だなと思います。

ファーウェイ 5G 折りたたみスマホ Mate Xs(メイト エックスエス)を発表

すでにリリースされているMate Xの後継モデル。折りたたみ機構の改善や耐久性の強化、UIの改善などスペックアップしています。Googleのアプリストアが制裁で使えないため、独自のアプリストアを利用することになるそうです。


マイクロソフトOffice アプリ統合

スマホとかタブレット版のアプリの話ですが、Wordとかパワポのアプリが一つになるそうです。へーーという感じですが、アプリ容量削減以外のユーザーメリットがあまりわからないので、開発側の都合が大きい気がします。

MIDI2.0規格が公開

MIDI1.0の規格は1983年に定められたとのことで、37年ぶりの進化になるそう。すごい!でも、これによってどれぐらいよくなるのかよくわからんです。

新規格ではMIDI 2.0機器間での双方向通信を実現。これにより、ある機器から他の機器に対して特定のMIDI 2.0機能への対応状況や設定値などを問い合わせて取得し、接続された機器間の設定を自動的に行なうといった自動セットアップ機能も実現可能になるとのこと。


スペースX ISSの高度2〜3倍まで行く民間宇宙旅行旅行プラン


テスラサイバートラック 50万台超の予約

頑丈さのアピールデモでイーロン・マスクがうっかり窓ガラスを割ってしまい、有名になったサイバートラックがものすごい予約をとっているそう。まあネタで予約した人も少しはいるでしょうが、さすがにこの予約数はヤバい。


ラスベガス LOOP 最初のトンネル開通

ラスベガス内の広大なコンベンションセンター内をを輸送するためのハイパーループが、トンネル工事進んでるそうです。地域をつなぐのではなく、あくまでベガス内。ちなみに、長距離をLOOPで移動した後の近距離の移動にはテスラのModel3やModel Xが使われるそうです。さすがベガス、豪華。


Tile サブスク 月額360円

Appleが似たような製品を出すのではというウワサが出る中で、Tileのサブスクが国内向けに発表されました。

忘れ物防止機能は従来通り使えますが、今回のサブスクでさらに強力になります。

新たに提供するTile Premium最大の特徴は「スマートアラート」が使えること。TileはもともとBluetoothを使ってスマホとペアリングする仕組みですが、スマートアラート機能ではBluetoothに加え、特定エリアを仮想的に境界線で囲む技術「ジオフェンス」を組み合わせることで、Tileを持たずに自宅を離れても手元のスマホに通知が届きます。
ただし、スマートアラート機能は、ジオフェンスが構築されてから5〜10分の滞在が必要で、そこから直線で数百メートルほど離れた頃に通知が届く仕様です。このためTileによると、タクシーや電車内などの移動手段では機能しないとのことです。
Tile Premiumでは、ほかにも1つのTileを友人や家族など複数人で管理できる機能、Tileが過去30日間にたどった道を確認できる機能などが使えます。また、メーカー保証期間が通常1年間のところ、Premiumでは3年間に延長されます。保証延長の対象となるのは、全ての電池交換可能モデル、Slim(2020)、Sticker(2020)です。


自動運転に必要なのは高精度3Dマップ(HDマップ)だ (NP有料記事)

かつてGoogle Mapを開発していた有力なエンジニアたちが今はいろんな会社に移り、自動運転に関わる様々なソフトウェア開発に携わっているそうです。

自動運転にはセンサーやAIが必要なのはもちろんですが、重要なのは高精度3Dマップ(HDマップ)です。これには3Dデータでいろんな障害物の情報が含まれるのですが、いくつか理由がある中でも面白いなと思ったのは、リアルタイム処理する情報を減らすためにバックグラウンド減算により余計な情報を引き算するためにHDマップを使うというもの。これにより本当に注意を払うべき情報(他の車や歩行者など)にフォーカスできるとのこと。

HDマップ制作の会社で有力なのは「ディープマップ」という会社でもともとGoogleマップの開発者で、その後、アップルやバイドゥの開発にも取り組んだ精鋭で、開発していく過程で、いろんな地図制作の自動化を実現してきたそうです。



最先端地図ビジネスまとめ (NP有料記事) 

インフォグラフによるわかりやすい解説記事でした。

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