【合格体験記】ディープラーニングG検定合格しました!
最近ディープラーニングG(ジェネラリスト)検定という資格試験を受験し、合格したので、簡単に体験記を書きたいと思います。
経緯
僕はこのnoteで度々ロボット・AI系のニュースのまとめをしておりますし、そっち系の業界にはいますが、実は仕事ではAIを直接作ったりはしていません。
一応大学時代は機械学習研究室に居たので少しかじったことはあるものの、10年も前の話なのでまだディープラーニングという技術が世に出る前、つまり今の第3次AIブーム前の話でした。
最近は社内のAI関連の活動や全脳アーキテクチャ若手の会などに興味で顔を出していたところ、ディープラーニング検定なるものがあるのを知り、いい機会なのでちゃんと勉強しようと思って挑戦しました。
ディープラーニング検定とは?
G(ジェネラリスト)検定とE(エンジニア)資格の2つがあります。
G検定は知識がある人、E資格はさらにプラグラムを実装できる人ということで上位になります。
詳しくはこちら。
ディープラーニングという言葉は、最近のAI技術のブレークスルーになった技術ということで多少知られているかと思いますが、機械学習という分野の1つのカテゴリであります。実際には応用する分野によっていろんな種類があり、基礎知識を体系的に理解して事業に活用しましょうね、というのがG検定の趣旨です。
結果
無事に合格しました!こちらのプレスを見る限りは70%ぐらいの合格率のようです。
一応うちの会社では少額ですが、合格すれば奨励金が出るのと、受験費用は精算できます。自分の会社も対応しているか確認しておくとよいと思います。
テストの内容
テストはパソコンで受験するオンラインテストです。しかも選択式で230問程度で、時間は2時間です。
細かい用語はその場で参考書を見たり、検索で補うことができますので、用語をすべて覚える必要はないのですが、内容をしっかり理解していないと絶対間違えるような難易度がえげつないものになっているので、甘く見てるとたぶん落ちます。あと、時間に余裕はないです。
勉強方法
とにかくこちらの公式テキストを3周ぐらい読んで中身を理解しました。途中勉強期間の間が空いたので正確ではないですが、勉強期間は合計2ヶ月ぐらいでしょうか。
しかしこの本では試験範囲をカバーされていないという落とし穴が!!
僕はすっかりこの穴にハマってしまい、試験1週間前に焦りましたので、まずはこちらの問題集を買ってみて、どれぐらいの難易度か先に確かめたほうがいいと思います。特に線形代数や偏微分の簡単な計算テストがあるなんて知ったときにはびっくりしました。(やったことない人も少しルールを覚えればできる程度の優しい問題ですが。)
僕はCNNとRNN(LSTM)の仕組みを理解するのにだいぶ時間かかりました。
そもそも人工知能について勉強したことない方は、有名な松尾豊さんのこちらの本から始めるとよいらしいです。僕はずっと前に読んだことありました。
最新の研究動向とか、AI関連の法律についても出題が結構多いので、こちらをさらっと読んでおくとよいです。公式テキストではあまりカバーされていません。
おすすめとして、勉強しながら、用語についてエクセルにまとめておき、テスト時に検索できるようにしておくと大変便利です。特に問題集で間違えた問題の用語などをまとめておくとよいです。
感想
試験内容が思いの外難しくて、試験直前で焦ったのですが、ディープラーニング周りの知識について体系的に学んで理解できたので、自分にとってはとてもプラスだったと思います。実際に仕事に活かせるかどうかはわかりませんが、知っていて損はないと思います。今後もAI関連知識は自分でアップデートしていきたいと思います。
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