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某国総理大臣と作る「山形だし」

皆さま、こんばんは。
本日の夕飯は山形だしです。

メインの具材は野菜と薬味で構成されるこの料理はYouTubeやレシピ本のみならず、全国に広めるべく会見を開かせて頂いております。
買ってきた具材は下記です。

長茄子 3本/set                ¥198
きゅうり 2本                    ¥116(¥58×2)
オクラ 8本/set                 ¥138
大葉 6枚/set                    ¥98
高知みょうが 3個/set        ¥138
めかぶ 3パック/set           ¥100
かつおパック 6パック/set  ¥98
無添加減塩塩こんぶ              ¥158
ヤマキめんつゆ(2倍濃縮)  ¥178
金麦350ml  6缶/set           ¥685

昨今より野菜の高騰が叫ばれる中、比較的安価に抑えられたという印象です。
買ってきた食材を並べ、しっかりと注視して参ります。

① 先ずは長茄子をよく水で洗い、続いて微塵切りにして参ります。工程①で先に申し上げますが、当レシピの食材に対するアプローチは全て微塵切りであります。
私のように無心で切ることが苦でない方に向いているレシピと言えますが、それが難しい国民の皆様におかれましては、各個人に合わせた気の紛らわし方が必要です。
例えば、Amazon music primeなどであれば自身でコントロールすることなく次から次へと曲を流してくれます。皆様の検討を願います。

少し酸化が進んで参ります

使った長茄子は2本分です。酸素との接触面積が広い分、極力急いで水に晒しアク抜きを加速して参ります。

② 長茄子のアク抜きの時間を利用してきゅうりを2本共微塵切りにして参ります。
長茄子もきゅうりも非常に個体差の激しい野菜である為、スーパーで選別される際には比較的ストレートな形状を検討して頂きたくお願い申し上げます。

また、微塵切りであることから包丁の切断回数が増加した結果、指を傷付ける確率が高まります。
猫の手とは第二関節を基軸とし食材に沿わせるように折り曲げる技術であります。
国民の皆様が無為な血液を流すことのないよう、しっかり忠告して参ります。

③ 大きめのボウルを用意し、そこにきゅうりを入れ、長茄子をザルでしっかり水を切りボウルに追加して参ります。可能であればペーパータオルなどを用意し、細部に至るまで長茄子の水気を切ることを推奨いたします。

④ 次にオクラの調理に移ります。下準備として軽く洗い、まな板の上に全て並行に並べてから塩を振り、軽くコロコロと転がして参ります。
この工程はオクラの産毛を取るものであり、オクラを調理する上での必須項目です。

ここでトラブルが発生いたしました。

産毛を取り軽き水洗いをした後、本来であればそこから熱湯で2〜3分茹でる必要がありますが、あろうことかそれを飛ばして輪切りにしてしまいました。

まな板の上が、ベトベトして参ります。

この事態を受けて政府としましては、"レシピを頭に入れたつもりで、作業中の工程表確認不足をゼロにする運動"を、毎年11月に全国で展開して参ります。

ちなみにオクラの生食は可能であり、毒性のあるものではありませんが、歯応えという点ではどうしても火を通したいものであります。

Googleで検索し、cookpadを用いて、切った後のオクラをレンチンするという高等技術を会得して参ります。
茹でを忘れてしまった場合は、ラップをかけて600Wで60秒加熱してください。

九死に一生を得て参ります

切った後湯通しするか、しっかり茹でるかを検討に検討を重ねて参りましたが、先の2択ではオクラの栄養素が抜け切る上に、湯であったはずのものがベトベトになるとの報告を受けております。
鍋の洗浄を鑑みてもGoogleを利用した戦略的行動はオクラの行く末を守り抜いたものであります。

国民の皆様におかれましては、しっかりと、オクラを切る前に茹でることをお忘れなきよう重ねてお願いをして参ります。

国難を乗り越え、一服して参ります

⑤ 続いて大葉とみょうがを微塵切りにして参ります。先工程④における不測の事態の収拾は、広く全国に知らしめる前に農林水産省に就かせて参ります。

⑤については、山場のない微塵切りでありました。
大葉は茎の部分を切り取り、茎部分から丸めて棒状を形成した後に微塵切りにしていきます。
みょうがは真ん中で切り、そこから2mm幅程で切ってから微塵切りを開始すると比較的容易に微塵切りを実施することが可能です。

⑥ かつおパックは2袋、めんつゆ(2倍濃縮)200ml、塩こんぶは適量、めかぶは2カップ入れてしっかりと混ぜて参ります。

正に山菜のサラダボウルの様相であります

混ぜ始めてからすぐに粘り気が出て参ります。
野菜本来のこの粘り気は非常に健康に良く、多少健康に対して不安要素のあるものを摂取していたとしても相殺されるほどの物であります。

ボウルから漂う香りを嗅ぎ、しっかりとアルコールを摂取して参ります。

しばらく置いて完成です。

見た目はそれなりになって参ります


置けば置くほど味わいが出る為、様々なご家庭で重宝するメニューになることをお約束いたします。

基本的にはご飯のお供ですが、私個人の意見としましては、非常にアルコールとの相性が良く、これだけで飲むことが可能です。

様々な形でお楽しみください。
本日はご覧いただき、ありがとうございました。

参考情報:
https://youtube.com/watch?v=YEvkEWfypJ4&feature=share

https://youtu.be/AfHxZp-WK0g

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