見出し画像

無門

久しぶりのお茶室。

たかだか1ヶ月休んだだけなのだが、なんだか新鮮だった。

庭の緑が美しく、丁寧に手入れされた苔が絨毯のように広がっていた。

少し開けづらいお茶室の入口の引戸が、いつもと変わらぬ日常を思い出させる。

迎え入れてくれた先生たちは家族のように心配をしてくれた。

無事に生還の報告をすることができホッとしている。

この日は薄茶を点てた。

技術として茶道を学べているのはもちろんなのだが、お茶を通して「生き方」も学んでいる気がする。

お茶の世界にはどこからでも入ってきていいという意味で「無門」という言葉を使うそうだ。

それを体現している先生たちには感謝しかない。


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはまちづくりの活動に使わせていただきます!