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多文化共生

吉川市国際友好協会(YIFA)の今年最後の理事会に参加した。

今年25周年を迎えた当協会は先日はシラコバト賞を受賞し、なにやら吉川市からも表彰されることが決まったと職員さんから報告があった。

活動を外部から認められるというのは活力になる。ちなみに当協会は地域交流部会、海外交流部会、日本語・学習支援、広報部に分かれ活動をしている。

詳しくはWebをみてほしい。
YIFA

私はまだまだ経験は少なく、新しい理事の部類に入るが、手前味噌だが俯瞰的にみても素晴らしい活動をしていると思っている。

外国の方とは普通に生活をしていたらなかなか交流ができるものではない。私自身一人もいなかった。

「仕事やご近所でいる」という人はいても、連絡をすぐにとれる関係かと問われると「そこまでは…」という答えが多いのが現状だろう。

そんな中だとどうしてもコミュニケーション不足から分断が生まれてきてしまう。

お互いに知る機会、興味をもつ機会がないと文化の違いを理解することはできず、思い込みで判断してしまったりする。

そして、偶発的に何かを共にするときに問題が表面化してきてしまっているような気がしている。

それでも日本に住んでいる以上、子どもは小学校や中学校、高校に通う。まずやってくるのは言葉の壁だろう。「勉強をするために言葉を学ぶ」ところからスタートなので、そもそもスタートラインが違う。

そんな子どもたちの日本語支援や学習支援をしているのが吉川市ではYIFAになる。日本語教室においては子どものみならずもちろん大人も支援している。

その他にも、学校に通っているお子さまがいる外国人であればすぐ把握することはできるが、働きに来ている単身の外国人となるとなかなか把握することは難しい。誰にも相談できず、困っている外国人の方もいるだろう。

母国を離れ日本に来てがんばっている、はたして自分はできるだろうか、そう考えただけでもすごい行動力であり覚悟をもっているのだと思う。そんな人たちを応援したいと思うのは私だけではないだろう。

市内在住の外国人の窓口になるべく、年に一度インターナショナルフレンドシップパーティーを開いたり、イベントを企画し市内の外国人と交流をもてるようにも活動をしている。

多文化共生は一朝一夕で実現するものではなく、このように常に地道に寄り添う気持ちをもっている人たちが活動をし続けることが大切なのだろう。

吉川市国際友好協会(YIFA)は25周年を迎える。

25年も続けている。本当にすごいことだなぁと思う。

そんな組織だが、会員はいつでも募集している。

ぜひホームページもみていただき共に活動をしてもらえたらと思う。

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