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不動産に興味がなくとも隣地が売りに出たときくらいは少し考えてみよう。

今日は「隣地が売りに出た」というテーマでお話をさせていただきたいと思う。

今の住まいや会社、店舗の隣が売りにでると普段は不動産に興味がない人でも気になるものかと思う。

買う買わないというよりは、どんな人が引っ越してくるのか、どんな建物がたつのか、我が家に影響はないか、我が店に影響はないか、そう思うのではないだろうか。

もちろん全く興味がない人もいるとは思うが、自分自身の資産にプラスになるかマイナスになるかという視点で見てみるとどうだろう。

例えば鰻の寝床のような土地の形の場合、隣地を購入し、一つの土地になることで、間口が広がり整形地に近くなり使いやすくなる。そうなると資産価値があがる。

他にも駐車場や貸しコンテナを利用していたりする人は隣地を購入することで敷地内に保管ができることができるかもしれない。日々の賃料や立ち退きの心配もなく、わずかな時間かもしれないが移動の時間も少なくなるだろう。

逆に、用途地域や土地の大きさにもよるが、音が出る施設や夜中まで空いているお店が隣にできてしまったり、怪しげなお店や、危なげな人たちが集まるような場所にならないとも言い切れない。

その場合は資産価値が下がる可能性もある。しかし、分かっていてもない袖は振れない。

そんなときは親御さんとの近居、もしくは家を探している知人がいたら声をかけてみるのも一つの方法だ。友人や仕事仲間とお金を出しあってシェア○○にするという動きも現代では少なくない。

不動産は工夫することでさまざまな使い道があり、収益をあげることができるものでもある。

隣地が売りに出たら相場の倍の金額を出してでも買いなさい、というようなことは今でも言われている。

所有からシェアの時代と言われているが、シェアの先にはまた所有の時代と繰り返される気もする。

隣地が売りに出た。

そんなときくらいは不動産のことを考えてみよう。隣地が売りに出るというのは一生に一度あるかないかのことでもあるので。

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